インフィニット・デンドログラム 5巻 可能性を繋ぐ者達 感想 ネタバレ あらすじ

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 5.可能性を繋ぐ者達 (HJ文庫)

王国へ仕掛けられたテロは、レイたちルーキーの活躍によって鎮静化しつつあった。しかし、“勝つ”ためには手段をえらばないフランクリンによる最後の切り札が発動し、大量のモンスターが王国へと進撃を開始する。限られた人数、閉じ込められた上級マスターたち。再び王国が危機に陥ったその時――あの男がついに動き出す!! 『今夜お前が開いたゲームで、お前は最大のミスを犯した』『――それは“弟”と“俺”を敵に回したことだ』

-インフィニット・デンドログラム- 5.可能性を繋ぐ者達』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてありますので、未読の方やネタバレを見たくない方でもそこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。


-インフィニット・デンドログラム- 5巻』の感想になりますが、気づいたら『-インフィニット・デンドログラム- 4巻』の感想を挙げていなかったですね。後日、再読して4巻の感想を挙げようと思います。


スポンサーリンク


ネタバレなしの感想


-インフィニット・デンドログラム- 3巻』から始まったフランクリン編も遂に完結。帝国と王国、そして周辺国の超級たちの遥か高みにある実力が提示されましたし、その遥か高みにある超級に臆せず挑みかかる主人公『レイ』の姿もみれましたし、とても面白いシリーズでした!

一部不満があるとすれば、各巻の構成が私の好みではなかったことくらいですかね。3巻と4巻でフランクリン編を書ききり、5巻で日常編とその他短編を混ぜた形式のほうがまとまりが良かった気が個人的にはしますが、時系列的に難しいのも分かるので帯に短し襷に長しかな~


今巻『-インフィニット・デンドログラム- 5巻』では、あらすじにもありましたとおり遂に王国の超級『破壊王』が大活躍です。その正体は一体誰なんだクマーと元々隠されてもいないような状態でしたので衝撃は無かったのですよね(笑)

帝国の超級『大教授』は、王国の超級『破壊王』の引き立て役になってしまいましたね。『大教授』も超級だけあって王国を蹂躙するには十分の力を持ってはいましたが、如何せん相性が悪すぎましたし、実力も違いすぎました。

それにしてもこのは、超級と超級以外で実力差が半端ないですな。


実力の面では超級には遥か及ばない主人公『レイ』でしたが、その精神は決して超級のマスターたちに劣るものではありませんでしたね。主人公に相応しい『レイ』の精神があるからこそ、彼が番狂わせを起こしたり、弱者が強者を倒す下克上を起こしても不満に思わず、むしろ興奮できるんだと思いますね。熱い気持ちを持った主人公が強大な悪役を倒すすがった単純に面白いですよね!!


フランクリン編がひと段落して、次巻からは新章開幕です。

Web版と同様の流れでいけば超級たちメインの話になりますが『レイ』の出番が無いし、順番入れ替えて『女狐先輩』が出てくる話を先に持ってくるのかな?

どちらの話も面白かったので、内容がどちらになるかを楽しみにしつつ新刊の発売を待とうと思います。

スポンサーリンク


ネタバレありの感想


ここから下は『-インフィニット・デンドログラム- 5巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。




『破壊王』の正体が『クマニーサン』だったことに衝撃はまったく!ありませんでしたが、その強さは衝撃的でしたね。<超級エンブリオ>バルドルの広域殲滅力は半端無かったですわ。ただ、『ルーク』がつぶやいていたとおり戦艦形態での広域殲滅型というのはクマニーサンの性格的にらしくないので、まだまだ奥の手を隠していそうという底知れぬ強さを感じますね。本当に真の姿があるかどうか気になった人はWEB版の連載を確認だ!(笑)


『Mr.フランクリン』も相手がクマニーサン&バルドルじゃなかったら、ある程度戦果を上げることができたのにな。ただ、『Mr.フランクリン』のプラン破綻の決め手が『クマニーサン』だとしたら、プラン破綻の導き手は主人公『レイ』なんですよね。

実力はいまだ遥か高みに至らず、その裾野を駆け上がっている状態ですが、『レイ』がもっている高貴な精神(弱者が理不尽にも虐げられることを許せない気持ち、無辜の民を救いたいと思う気持ち)があれば、遠くない未来にその遥かな高みまで到達できると思います。

『Mr.フランクリン』がティアンたちを理不尽にも殺害しようとしたときに『Mr.フランクリン』の敗北は確定していたのでしょうね。誰にも自分の行動をとめることを許さないという『Mr.フランクリン』を止めたことで、『Mr.フランクリン』は『レイ』のことを最大の敵として認識をあらたにしました。

今後も『フランクリン』は『レイ』の前に立ちふさがる敵となるでしょうが、その『Mr.フランクリン』を止めるのはきっと『レイ』ではないんじゃないかなって思います。

『レイ』にとってみれば『Mr.フランクリン』が前に立ちふさがり、今回と同様にティアン達の命を脅かすのでしたら降りかかる火の粉を落とすように戦うでしょうが、『レイ』が真に倒すべき敵ではないんじゃないかって思っています。『レイ』にとっての最大の敵は、このティアンたちにとっての理不尽な世界自体なのかもしれないと思えますね。


『Mr.フランクリン』と真に対峙するべき存在はきっとTypeメイデンのマスターでもある『ユーゴ』なんじゃないかと思いますね。この世界を現実と考え大切に思えることができ、そして『Mr.フランクリン』も大事な存在と捉えている『ユーゴ』にしか、『Mr.フランクリン』を打倒することはできない気がします。

倒すことで『Mr.フランクリン』の気持ちを変えさせるのではなく、『Mr.フランクリン』の気持ちを僅かでも理解して受け入れることで変容をもたらす。という役割は『ユーゴ』にこそ相応しく思えますからね。

『レイ』と『クマニーサン』のような単純明快な関係ではありませんが、『フランクリン』と『ユーゴ』も姉妹として確かな絆がありますから。この姉妹の関係が今後変容していくかどうかも楽しみの一つです。

関連記事
インフィニット・デンドログラム 1巻 感想 ネタバレ
インフィニット・デンドログラム 2巻 感想 ネタバレ
インフィニット・デンドログラム 3巻 感想 ネタバレ
インフィニット・デンドログラム 5巻 感想 ネタバレ

おすすめ
主人公の兄貴は主人公より強い上に、主人公の背中を支える美味しい役が多いですよね。
普段は表に出ず、主人公である弟の危機に駆けつけ背中を護り、弟の背中を押すとか王道ですけど美味しい役割ですよね。

そのイメージにぴったりの兄貴像となるとこの男『フェニックス一輝』が有名な気がしますね。

連載中のこの作品『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話』と『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』の関係が気になるですね。

聖闘士星矢詳しくないので、同じ時代を別内容で書くってどうなっているんでしょうかね。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベル(小説)へ
にほんブログ村

この記事へのコメント