ゲーマーズ! 1巻 雨野景太と青春コンティニュー 感想 ネタバレ

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー (富士見ファンタジア文庫)
ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー (富士見ファンタジア文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
趣味はゲーム。それ以外には目立った特徴もなく、かといって平凡な日常を愛していたりもしない、真の意味でのモブキャラぼっち高校生、雨野景太。そんな彼が突然、生徒会でハーレムを宣言したり、ゲームであっても遊びではないMMO世界に閉じ込められたりするわけでもなかったのだが…。「…私に付き合って、ゲーム部に、入ってみない?」学園一の美少女でゲーム部の部長、天道花憐に声をかけられるという驚くほどのラブコメテンプレ展開に遭遇。ゲーム好きな美少女たちとのラブコメの始まりかと思いきや!?こじらせゲーマーたちによるすれ違い錯綜青春ラブコメスタート!

私のサイトを見てくださっている皆さま、お久しぶりです。

仕事の忙しさを良い訳に読書から離れてしまっておりました。

仕事は相も変わらず落ち着いては居ませんが、このまま感想をアップしないと

読書感想をアップするというルーチンが無くなってしまいそうでしたので、

今週から溜まっていた積み本を崩していこうと思います。


復帰第一弾の感想は、『ゲーマーズ! 1巻 雨野景太と青春コンティニュー』の

ネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想ですが、ネタバレありの感想の前には注意書きをおいております。


2017年7月TVアニメ化決定作品です。

アニメの公式サイトはこちらになります「TVアニメ「ゲーマーズ!」公式サイト

元々興味のある作品だったのですが読む機会を作らず積み本としておりましたが、

いよいよアニメ化ということでアニメ感想などでのネタバレを踏む前に既刊分を

読んでいこうと思います。

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ネタバレなしの感想


読了前の『ゲーマーズ!』に対する知識はあらすじ記載の内容のみでした。

ですので、冴えない主人公が大好きなゲームの部活に入り、ゲームでのプレイを通して

部活仲間のヒロインたちと交流していくラブコメ物だと思っていました。

ですが、『ゲーマーズ! 1巻』を読んでみたところ想像を大きく外しては居ませんでしたが、

想像外の方向に面白い作品でした。


ゲームという共通点をコミュニケーションのツールとして、

ヒロインたちと交流していくという点では想像を外れてはいませんでしたが、

交流の部分が思った以上にディスコミュニケーションギャグとなっておりまして

そのディスコミュニケーションからもたらされる人間関係の錯誤がとても面白かったです。

なんで、メインヒロインに対してのみ100%誤解を招くような言葉を選ぶんだとなったり、

主人公やヒロインが相手の言動の捉え方がマイナス効果になっていたりと、

お約束と言えばお約束なやり取りではありますが、面白かったですね。

ディスコミュニケーションものはやり過ぎると不快になることもありますが、

今の段階ではシリアスな言葉をギャグとして受け取るといった不快になる要素は

ありませんでしたので、このくらいの感覚でディスコミュニケーションが続いてくれると

これからもラブコメとして楽しめるので続いてほしいですね。


ゲーマーズ! 1巻』を読んだ段階では、作品としてはラブコメ部分がメインだと思います。

ただ、作品としてラブコメだけかと言うとそうではなく、

作品の根底にあるのは「自分を偽らず、好きなものに誇りをもつ」かと思います。

主人公『雨野景太』がもつゲームへのスタンスへの拘りや、

『雨野景太』の友人となった『上原 祐』の彼女がもつ恋の捉え方は

本当に好きなものを大事にしたいように見えて好感をもちました。


ゲーマーズ! 1巻』の段階で主要な登場キャラの顔見せとキャラクター紹介、

そして彼らの恋の相関関係がおおよそ説明されています。

主要キャラクターの誰もが魅力的で面白かったので、

ゲーマーズ! 1巻』で動き始めた彼らの恋愛事情がどう動き、

どう落ち着くのかとても楽しみです。

ゲーマーズ! 2巻』も読み終わりましたら、感想をあげようと思います。

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ネタバレありの感想


それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

ゲーマーズ! 1巻 雨野景太と青春コンティニュー』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

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主人公とヒロインたち


本作の主人公『雨野 景太』ですが、どこにでもいる様なボッチなゲーム好きな人物です。

普段はオドオドとして人に話しかけるのも躊躇するくらいの引っ込み思案ですが、

好きなゲームのこととなると饒舌になりますし、ゲームへのスタンスや拘りは譲らない人物です。

物語の当初、決して現実が充実している訳ではなかった時にでも、

好きなゲームをしている時には心からの笑顔を浮かべることができるほどゲームを愛しています。

初恋の相手であり惚れている相手あるだろうヒロインの『天道 花憐』と仲良く出来る

機会であろうともゲームへのスタンスが違えばハッキリとNoと言いますし、

女性版『雨野 景太』ともいえるもう一人のヒロイン『星ノ守 千秋』とも

ゲームへのスタンスの違いからぶつかる事も厭いません。

自然と笑顔を浮かべられるほど大好きな『ゲーム』だからこそ、譲れないのでしょうね。

自分が大好きなものに対しては決して譲れない熱い想いを持ち、

そのことをを相手にも伝えられる『雨野 景太』は、どこにでも居そうで実際には居ない

気持ちの良い主人公のように思えます。

ただ、余り拘りが強過ぎてラブコメ分が進まないと困ってしまうので、

その距離感を男の友人ポジションに落ち着いた『上原 祐』の協力で

改善していってくれるといいですね。



そんな実は熱い主人公『雨野 景太』とラブコメを展開するヒロインが2人います。

メインヒロインであろう『天道 花憐』と、女版『雨野 景太』ともいえる『星ノ守 千秋』です。

ゲーマーズ! 1巻』では、『星ノ守 千秋』の方が存在感がありましたね。

『雨野 景太』とゲームへのスタンスでぶつかっていくところや、

『上原 祐』の言葉と協力で美少女になるところや、

『上原 祐』に惚れているように見えるところと物語を大きく描き回してくれました。

ゲーマーズ! 1巻』時点では『上原 祐』に惚れている様な描写が多くありましたが、

『雨野 景太』とはゲーム上のフレンドあったり、作成したゲームの感想を通じて親しく

なっているという設定があったりと、その秘密が明らかになった時にお互いがどう動くのか

とても楽しみな状態です。

それに『雨野 景太』にぴったりの彼女は「ゲーム好きで、オタクな」と

無意識で言ってしまう状態なので、『星ノ守 千秋』が『雨野 景太』に

気付いていないだけで男性として好意をもっているように思えますね。

『星ノ守 千秋』が自分の想いに自覚した時も大いに楽しみですね。


『星ノ守 千秋』が目立った一方で、メインヒロインであろう『天道 花憐』は

狂言回し役というか、ディスコミュニケーションギャグ要因になっちゃってましたね(笑)

『雨野 景太』に素っ気なくされたことから興味を持ち、

彼が自分やゲーム部のことを大事に想ってくれていたことを知り、

『雨野 景太』に惚れてしまったわけなのですが、

惚れた後の『雨野 景太』の言動が悪い意味で『天道 花憐』に勘違いされちゃってますね。

テンパってしまっているがゆえに『雨野 景太』の口から出た言葉の数々が、

彼に恋心を抱く『天道 花憐』にとってマイナスに受け取られてしまうとは、

本当に『天道 花憐』さん哀れですな。

『星ノ守 千秋』と違って直接『雨野 景太』と会話する機会さえ少ないですし。

ゲーム同好会の活動の中で『雨野 景太』と『天道 花憐』がラブコメのラブ部分を

補充できる甘々な会話をする機会を待っています(笑)



上原 祐


『雨野 景太』と『星ノ守 千秋』は、人見知りで引っ込み思案で自分からは動かないし、

『天道 花憐』は学校中から注目されている上に『星ノ守 千秋』との接点が薄いです。

そうなると主要登場人物たちの関係を動かす人物が必要となります。

その役割が『雨野 景太』とゲームを通じて友人となった『上原 祐』です。

ですが、単純な舞台装置としての役割を果たしているだけではなく、

『上原 祐』自身もいいキャラクターをしていますね。

個人的にこの作品内で私が一番好きなキャラクターです。


『雨野 景太』と出会い、ゲーセンでの一悶着を通して高校デビューしてからの

自分自身も受け入れることが出来たことから『雨野 景太』に感謝をし、

その礼として『天道 花憐』と『雨野 景太』とが結ばれる様に動いてくれるわけなのですが、

そんな彼の善意が空回りして主人公とヒロインたちのすれ違いを生んでいく様が面白いです。

その善意の空回りが回り回って『上原 祐』と彼の彼女である『亜玖璃』との関係も

空回りさせてしまうといった多重ディスコミュニケーションギャグは楽しめました。

面倒見が良く根は真面目な『上原 祐』の努力が報われる時を見てみたいですね。


ゲーマーズ! 2巻』でも『上原 祐』の努力が空回りしてしまっているのか?

その点も楽しみに続刊を読んでいこうと思います。

関連記事
ゲーマーズ! 1巻 感想
ゲーマーズ! 2巻 感想
ゲーマーズ! 3巻 感想
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ゲーマーズ! 5巻 感想

おすすめ
ディスコミュニケーション物の傑作と言えば『幼女戦記』と『オーバーロード』ですね。
『幼女戦記 8巻』がいよいよ今月発売となりますので、
今回は『幼女戦記』をお勧めさせていただきます。

『ゲーマーズ!』では誤解するところがラブコメだった部分が
こちらではラブが消えて戦争となった感じとでも言いましょうか?

後方安全地帯での勤務を望む主人公ですが、
戦意がないと評価されるのを避けるため行う具申が
ズレて受け取られ常に戦場を求める戦争狂と認識されて最前線へ

主人公が求める安全な後方での勤務という願いがかなえられる日は
くるのだろうか?

この8巻では、退却の許されない籠城戦を戦い抜くようですが
地獄にしか思えぬその事態でもきっとディスコミュニケーションギャグが
あると信じて、私も購入して感想をあげようと思います。
幼女戦記 8 In omnia paratus
カルロ・ゼン
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