Fate/Apocrypha 1巻 典:聖杯大戦 感想 ネタバレ

Fate/Apocrypha vol.1「外典:聖杯大戦」【書籍】
Fate/Apocrypha vol.1「外典:聖杯大戦」【書籍】
《Amazonからのあらすじ引用》
かつて、冬木と呼ばれる街では七人の魔術師と英霊たちによる聖杯戦争が執り行われていた。
だが、第二次世界大戦の混乱に乗じて、とある魔術師が聖杯を強奪。
数十年が経ち、その聖杯を象徴(シンボル)に掲げたユグドミレニア一族は魔術協会からの離反、組織の独立を宣言。
怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。
サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。
聖杯戦争のシステムが変更され、七騎対七騎という空前絶後の規模の戦争――聖杯大戦が勃発。
一方、聖杯大戦の審判として十五人目のサーヴァント――ジャンヌ・ダルクが召喚される。
彼女は自分が召喚されたことへの疑念を抱きながらも、舞台となる街トゥリファスへと赴くが……。

「Fate/stay night」「Fate/Zero」とは異なる新しいFateの世界、外典(アポクリファ)の聖杯戦争、ここに開幕!

2017年夏 アニメ化

Fate/Apocrypha』のネタバレありの感想です。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想の前には注意書きをおいております。

TYPE-MOONの自費出版で、これまではアマゾンにも取り扱いが無かったのですが

本作『Fate/Apocrypha』自体は初見なのですが、


正式にAmazonで取り扱いが始まったようで購入しやすくなりました。

アニメが始まる前に全巻購入して感想をあげるつもりですが、果たして間に合うのか(汗)

エロマンガ先生の時のような宣言しているのに間に合わないという事態は避けようと思います!

本作については初見ですが、FGOをプレーしていたせいでサーヴァントの正体、

宝具の知識はありです。

ですが、さほど大きなネタバレにはなっていませんでしたので、

FGOを遊んでいる方でもネタバレの心配は問題なく読めると思いますよ。


ネタバレなしの感想


Fate本編、Fate派生作品(Fate/Zero、Fate/strange Fake)との大きな違いは、

サーヴァントを有した陣営同士の戦いというところでしょうか。

英霊をサーヴァントとして召喚し戦うというフォーマットを一緒ですが、

サーヴァント同士7対7の陣営戦と言う形が特異な点となっています。

そのため、サーヴァント同士が連携して戦うとう集団戦の楽しみや、

同じクラスのサーヴァント同士が雌雄を決する戦いを楽しめます。

※同じクラスのサーヴァント同士が雌雄を決するという点はFate/strange Fakeでも

 ありますが、あちらはセイバー同士の戦いが無いのでちょっと違うという事で。


それぞれのサーヴァント陣営同士の戦いと言う点がこの作品のウリだと思いますが、

それ以上に14体もサーヴァントが出てくるというのが、作品の面白さを増す要素だと思います。

やっぱり神話、伝説、歴史に彩られた英雄が多数登場し、その英雄同士が戦うとうのは

面白いですよね。


Fate/Apocrypha 1巻』では、その登場する14体の英霊の紹介、各陣営の思惑、

マスターとサーヴァントの組み合わせ描写という導入がメインとなっています。

サーヴァントが多いという魅力はありますが、その分、各コンビの描写も増やさないと

いけませんので、どうしても各コンビごとの描写の濃さに差が出てしまいます。

魔術師協会側(赤の陣営)のマスター陣は描写を少なくしてバランスをとっているのでしょうね。


Fate/Apocrypha 1巻』の描写を見た限りでは、赤のセイバー陣営、

黒のセイバー、赤のアサシン陣営、ルーラーを中心として話が進むのかなと思っています。

個人的に推しているのは黒のセイバー陣営でマスターの『ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア』さん

彼の小物っぷりに胸がキュンキュンしますね。

この方、Fate/Zeroならマスターになれないか、なった瞬間に死んでいるタイプの

小物臭が半端ないタイプですので、一挙手一投足に目が離せないですわ(笑)


物語の導入部である『Fate/Apocrypha 1巻』ですが、

その中でもサーヴァント同士の戦いは大いに興奮しますね。

特に黒のセイバーと赤のランサーの戦いは白熱していましたし、

お互いの力量を認め合うサーヴァント同士の心意気にも胸を打たれましたよ。

Fate/Apocrypha 1巻』クライマックスでの黒のセイバーの行動

この行動がもたらす波紋が、この聖杯大戦にどのような影響を与えるのか

それを楽しみに『Fate/Apocrypha 2巻』を読もうと思います。

あと、『シロウ・コトミネ』と赤のアサシンの関係が個人的に好みです。

女性優位の様に見えて、男性側が主導権を握って関係を築く姿が本当に好きです。

この2人が不幸な結末を迎えないことを切に願いますよ。


ネタバレありの感想


それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

Fate/Apocrypha 1巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

赤のセイバー陣営


Fate/Apocrypha 1巻』でメイン級の描写をされていた赤のセイバー陣営
赤のセイバー『モードレッド』とそのマスター『獅子劫界離』のコンビです。

赤のセイバー陣営はサーヴァントとマスターが信頼関係を築き、戦っていく

まさに理想的なサーヴァントとマスターの関係だと思います。

お互いの力量を信頼し、想いを尊重できる関係となっているため、『モードレッド』も

『獅子劫界離』の指示に従い効率的な戦闘を行っているように思います。

彼らは互いの直感で赤の陣営を指揮する『シロウ・コトミネ』から一歩距離を置いた

共闘関係となっています。

この彼らの立ち位置は、赤側とはいえ第3勢力的ともいえるのでしょうね。

彼らが赤陣営として最後まで戦うのか、それとも赤陣営とも敵対するのかは

今後の動きに注目したいと思います。

そして、『獅子劫界離』が願望機たる大聖杯に縋らなければならない願いは何なのか?

『モードレッド』と共通する想いは何なのかを知りたいと思います。

『モードレッド』と重なる想いという事から、おそらく父親との関係に共通点があるのでしょうかね?


黒のセイバー陣営


ネタバレなしの感想でも書きましたが黒のセイバー陣営のマスター

『ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア(以下、ゴルドーさん)』さん

最優のクラスセイバーのサーヴァント『ジークフリート』を引き当てるという

ミラクルを起こしたとは思えぬ小物っぷりとダメっぷりをアピールしてくれる

素晴らしい人物ですね。

赤のセイバー陣営が信頼関係を築きコンビで強くなっているのとは真逆で、

信頼関係を築くことを初期に放棄するかのように『ジークフリート』に喋ることを

禁止するというダメっぷりですよ。

Fate/Zeroの『衛宮切嗣』の様に召喚したサーヴァントと考えが相いれないため

会話をしないが勝利のために的確な指示をするのなら良かったのですが、

『ゴルドー』さんは『ジークフリート』の上に立ちたい、優位でいたいとの考えから

喋るなだからな。話さないことでの利点がほぼないんですよね。

『ジークフリート』の真名を隠すため話させないという大前提はありましたが、

『ゴルドー』さん自身が無駄に宝具を発動させて正体がばれそうになるという

暴挙を起こしかけていたので説得力が無くなっちゃったしなあ。


黒陣営のマスターたちからは無能扱いされていますし、

黒陣営の盟主『ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア』からは盆暗と言われてるし、

自身の召喚した『ジークフリート』には殴られてしまうしとホント良いとこなし!

このダメっぷりに『ゴルドー』さんのことが好きになりそうなんですが、

サーヴァントを失った『ゴルドー』さんは退場なのかな?

『ゴルドー』さんがこのまま退場となると哀しすぎる。

Fate/Apocrypha 2巻』でも、彼のダメっぷりを愛でたいですぞ。


『ゴルドー』さんのダメっぷりばかりを書き連ねて、

サーヴァントである『ジークフリート』については全然書いてなかったな。

『ゴルドー』さんも問題あるけどっていうか問題あり過ぎるけど、

『ジークフリート』側にも問題の一端があるんですよね。

『ゴルドー』さんの命令に不服であるのなら、命令とはいえ反駁して会話すれば良かったんですよね。

最後の最後に一線を越えることを防ぐために、『ゴルドー』さんを殴って止めましたけど、

もっと前に会話してたら『ゴルドー』さんは態度を改善してたと思うんですよね。

『ゴルドー』さんてば基本小物だし、遙か上の実力者には逆らえないから渋々でも

言うこと聞いていたと思うんで。

『ゴルドー』さんが呼び出していたのが赤のセイバーだったら、

『ジークフリート』に起きたような悲劇は避けられたんだよなあ。

その代わり、『ゴルドー』さんボコボコにされていたとは思いますけど(笑)


黒のセイバー『ジークフリート』と赤のランサー『カルナ』の一戦は、

その戦いの凄さに興奮しましたし、お互いの武人の矜持に憧れを持ちましたので、

この2人の戦いはもう一度見たかったなあ。

『カルナ』との戦いに決着がつくことが無くなったのが残念です。


ホムンクルスとジークフリートの心臓


Fate/Apocrypha 1巻』クライマックスで、

『ジークフリート』が名もなきホムンクルスに心臓を与えて消滅をします。

いきなり最優のサーヴァントであるセイバークラスが退場するのも驚きましたが、

ホムンクルスに心臓を与えるというのにも驚きましたよ。


1巻のプロローグで赤のセイバーと戦っていた紛い物のセイバーは、

この『ジークフリート』の心臓を授かったホムンクルスだったのですね。

となると、彼が守っていたのは黒のライダーだったのかしら?


『ジークフリート』の心臓を授かり『ジークフリート』の能力を一部仕えるのかな?

赤のセイバーと戦っていたことから黒陣営に参戦した様にも思えますが、

ホムンクルスの彼が何故赤のセイバーと戦っているのか?

黒陣営に参加したのか?は気になる点ですね。

魔力供給のために生み出されすりつぶされるはずだったホムンクルスの彼が、

『ジークフリート』の心臓を授かったことで、生きる目的や願いが生まれるのか?

彼の決断がこの聖杯大戦に影響を与えるのかも気になりますね。



導入部という事もあり個人的に気になる点が多数ありますので、

その気になった点が次巻以降で明らかになるのか、楽しみにして読もうと思います。

おすすめ
Fate派生作品繋がりで私が一番好きな作品である
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』をお勧めします。

Fate/ApocryphaはFate本編と並行世界の話でありますが、
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』は正史に近い作品です。

Fate/Apocryphaの序盤に出てきた『エルメロイⅡ世』を主人公としたスピンオフで
第四次聖杯戦争から10年後、第五次聖杯戦争開始の少し前の話になります。

サーヴァント同士の戦いというFate本編とは違い、
『エルメロイⅡ世』が魔術の知識を用い問題を解決していく話になります。

当然Fate派生作品ですので問題は物騒ですし、
解決には魔術や宝具が用いられますので、Fate好きの読者なら楽しめると思いますよ。
Fate/Apocryphaにも登場した人物が、こちらの作品にも出てきますしお勧めです。

正式にAmazonで取り扱いを開始していますので、値段もお手頃で購入可能ですよ

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