インフィニット・デンドログラム 3巻 ネタバレ 感想

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突 (HJ文庫)
<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突 (HJ文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
<超級>VS.<超級>。頂点の戦いが始まる。

決闘都市ギデオンの闘技場で開催されるイベント『超級激突』。人知を超えた能力を持つ<超級>同士のバトルを間近で見ることができるこの大祭に向けて、町中がお祭り騒ぎとなっていた。
アルター王国決闘ランキング1位“無限連鎖"フィガロVS.黄河帝国決闘ランキング2位“応龍"迅羽。知り合いであるフィガロの応援もあり、闘技場へと足を運んでいたレイたちだが、
この大祭の水面下ではある企みが進行していて――。超人気VRMMOファンタジー、大興奮の第3巻!

GWの積み本崩し第二弾はこちら。

-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突』です。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想の前には注意書きをおいております。

HJ文庫でプッシュ中の作品ですが人気出てきていますね。

WEB連載版の方も定期更新されていますので、先が気になる方はWEB版を先読みするのを

お勧めいたします。

私もWEB版の連載を追っていますので、書籍版は読み直しの意味合いが強いですね。

色々と読み直すと伏線や、展開を予想できる内容が何気ないところにちりばめられていて

二度読みの楽しみができるのが嬉しいところです。

ネタバレなしの感想




内容はWeb版の第三章 <超級激突>の「第十二話 競演の終わり 狂宴の始まり」までと

「外伝 ルークの一日」と「外伝 ギデオンの休日」という構成です。

タイトルにある通りこの巻のメインは<超級>同士の激突となっています。

そのため、主人公である『レイ』が活躍することは無く、

<超級>同士の戦いの聞き手であり驚き役というところです。

なので、主人公『レイ』の活躍を楽しみたい読者からすると拍子抜けかもしれないですね。


ただ、この作品『-インフィニット・デンドログラム』は、

主人公『レイ』だけが魅力的なのではなく、

『レイ』の兄である『クマニーサン』を始めとした魅力的なサブキャラクターが

多くいます。

そのため、『レイ』が活躍しなくとも種群像劇のような楽しみ方もできますので、

作品としては面白かったです。


<超級>という存在は、『Infinite Dendrogram』で別格の存在ですね。

『レイ』も数々の冒険を重ね、最初に比べて強くはなっていますが、

<超級>の足元にはまだまだ及んでいません。

<超級>である『迅羽』と対峙した瞬間に死を覚悟しますし、

『フィガロ』と『迅羽』の戦いに至っては目で追う事もできませんから。

ただし、『レイ』自体の『Infinite Dendrogram』をゲームとしてとらえない気持ちと

不幸になる存在を作りたくないという想いがあれば、

いずれは<超級>という遙かな高みに至ることが出来るのでは思わせてくれる魅力があります。


<超級>同士のハイレベルな戦いがひと段落した後、

皇国の<超級>である『フランクリン』が悪役然とした登場をしたところで

続刊への引きとなりました。

-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突』では、

聞き手に過ぎなかった『レイ』の戦う姿は、続刊で楽しめそうですね。

『フランクリン』の陰謀とはなにか?

『レイ』はその陰謀を防ぎ、不幸になる人を出すことなく済ませられるのか?


次巻『-インフィニット・デンドログラム- 4巻 フランクリンのゲーム』

の発売を楽しみに待たせていただこうと思います。




ネタバレありの感想


それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

-インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突』の

ネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

超級激突


3巻のメインストーリーとなる<超級>激突です。

これまでの『レイ』の冒険で恐ろしい『UBM』と戦い、『レイ』自身も成長してきました。

ですが、<超級>の強さはそんなレベルでは済まなかったですね。


<超級>ではない「超級職」を鎧袖一触しますし、

<超級>と対峙できるのは<超級>のみといった状態です。

それくらい、『フィガロ』と『迅羽』の戦闘レベルは『レイ』と隔絶していました。

『レイ』の切り札たるスキル《復讐するは我にあり》や《逆転は翻る旗の如く》も

『迅羽』や『フィガロ』相手では対峙するには厳しそうです。

『レイ』は<超級>に至るまでの成長過程と、

ジャイアントキリングの爽快感を味わえる冒険譚の主人公と言う立ち位置なのでしょう。

<超級>同士の圧巻の戦闘力については、『フィガロ』やその他<超級>キャラクターで

見せていく感じになるのでしょうね。


<超級>同士のハイレベルの戦いも楽しいのですが、どうしても『レイ』の冒険も楽しみたいので、

聞き手に徹してしまったこの巻は若干盛り上がりに欠けてしまったかな。

その分、『レイ』がメインで活躍するであろう『インフィニット・デンドログラム 4巻』を

楽しみにしようと思います。

それいしても『フランクリン』さんはわざとらしい位に悪役ロールが似合ってていいね!

主人公が輝くためには、悪役にも魅力的な人物がいる必要があると思いますので、

『フランクリン』さんの存在は、この作品の良い点だと思います。


テイム不可能スライム事件


ルークを主人公とした外伝です。

WEB連載版と掲載のタイミングが異なりますが、

『インフィニット・デンドログラム 4巻』の内容を考えると、

このタイミングで入れるしかなかったでしょうね。

その分、本編の文量が減ってしまったのが正直残念なところですが(笑)


『ルーク』も『クマニーサン』並みにリアル世界でのスペックが驚異的ですね。

『ルーク』自身が低レベルでも、そのリアルスペックで対応できてしまいそうです。


リアルスペックが凄い上に、<審獣眼>なるレアな才能までもっているんですから

『ルーク』くんも主人公クラスの逸材ですね。

『インフィニット・デンドログラム 4巻』での活躍も期待です!


あと、鼠をあそこまで怖がるとか「ドラえもん」にしか見えなくなってしまう(笑)


ギデオンの一日


マリー主役のお話です。

この話もこのタイミングで載せないと『インフィニット・デンドログラム 4巻』での

マリーの行動動機が分からなくなってしまうので、載せるならここでしょうね。


話の内容としては、アルター王国第二王女『エリザベート』と『マリー』でのローマの休日かつ、

『マリー』の水戸黄門ないし、暴れん坊将軍的な話ですかね。

脱走した『エリザベート』と祭りの日を楽しむ『マリー』と

暗殺の危機にさらされていた『エリザベート』を助ける『マリー』という二部構成かな。

年相応に幼い『エリザベート』ですが、王女と言う高貴な身分と待遇がある分

果たすべき責任と義務があります。

子供としての『エリザベート』を助けたいという『マリー』の想いは理解できますが、

私は立場から逃げ物見遊山をする『エリザベート』に良い感情は沸かなかったですね。


『マリー』自体の『エリザベート』を助けたいという気持ちと、

行動できる力には素直な賞賛を贈りたいですが、

暗殺者集団との戦いと黒幕と思われた伯爵と対峙するシーンは微妙に引っかかりました。

暗殺者集団との戦いでは『マリー』が行動を語り過ぎている気がします。

戦闘シーンを描写するため、戦闘内容を語る必要があるのは理解できますが

一から十まで戦闘相手に解説するのはいかがなものなのかな。


なんだろう、この章は批判ばかりになってしまっている(汗)

『マリー』というキャラクターが好きではないという気持ちから暴走してしまったな。

『マリー』が綺麗ごとを言ったり、悪役相手に啖呵を切る場面でも

「無力な初心者殺し」を行っていた人物が、何を正義の味方みたいな行動しているの?

という思いがよぎるせいな気がしますね。

『マリー』のことを好きになれるエピソードが来るといいな(笑)


あと、『エリザベート』の幼さをアピールすためなのでしょうが、

『エリザベート』の台詞が平仮名のみで書かれているのは

正直読みにくくて辛かったです(笑)

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おすすめ
VRMMO物の大人気作品と言えばSAOですが、
私がお勧めするまでもない人気作ですので別の作品をお勧めします。

「ツワブキコンツェルンの御曹司、石蕗一朗は、すごいお金持ちである。」
という優秀な作品紹介文で全てが足りている
『VRMMOをカネの力で無双する』をお勧めいたします。

「インフィニットデンドログラム」世界でもリアル世界の能力で活躍できるのと同様に
「VRMMOをカネの力で無双する」世界ではリアルマネーをもちいて主人公が活躍します。
現実世界での能力での活躍が認められるなら、
お金を稼ぐ能力を利用することにNGを出せるわけもないですよね(笑)

お金の力で無双と言うと嫌味なイメージがありますが、
本作品の主人公「石蕗一朗」さんはお金の力で無双しても嫌味がない魅力的な人物です。
お勧めの作品ですので気になった方は、まずWEB版で試し読みをしてみてください。
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