エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活 感想 ネタバレ

エロマンガ先生 (7) アニメで始まる同棲生活 (電撃文庫)
エロマンガ先生 (7) アニメで始まる同棲生活 (電撃文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
アニメ化を成功させる秘訣。それは――同棲!?
人気シリーズ第7巻!

「『世界で一番可愛い妹』アニメ化決定、おめでとうございます」
二人で創った小説のアニメを、兄妹一緒にリビングで観る――『二人の夢』にまた一歩近づいた和泉兄妹。興奮冷めやらぬままマサムネはアニメの脚本会議に臨むが、そこで出会った制作スタッフは一癖も二癖もある人たちだった。
アニメ化によって、マサムネの生活に様々な変化が! 先輩たちから本気のアドバイスをもらったり、智恵や学校のオタクたちから祝福されたり、ゲーム化企画も進行中!? 嵐のように舞い込んでくる大量の仕事! いきなり家にやってきた美少女脚本家! 最強のアシスタントとなったムラマサ先輩! エルフや京香も和泉家に乗り込んできて!?
仕事に学業、家事に恋愛、さすがのマサムネも不眠不休の生活を余儀なくされる。兄を心配した紗霧は、ある決断をするのだが……。

アニメも人気放映中の『エロマンガ先生』

エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活』のネタバレありの感想です。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想の前には注意書きをおいております。

やっと連休に入りまとまった時間が取れるようになりました。

積んでいる本の積み崩しと、感想アップをすすめることができそうです。

まずは宿題となっていた『エロマンガ先生』の7巻と8巻の感想からいこうと思います。


アニメ『エロマンガ先生』もちょうど4話まで終了しました。

4話つかって原作小説『エロマンガ先生 1巻』の内容を余すことなく描き切っていましたね!

エロマンガ先生 1巻』のクライマックスの一番面白く胸が熱くもなり、

暖かくもなるシーン。

2人で叶える夢「一緒につくった作品をアニメ化させて一緒に見る」を

初めて『正宗』が『紗霧』に宣言した場面がとても素晴らしく描かれていました。

このシーンをアニメで見られて事だけでも、

『エロマンガ先生』という作品をアニメ化した価値があったと思います。

エロマンガ先生 1巻』クライマックスでは、まだまだ遙か先の目標に思えたアニメ化

それが『エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活』では実現一歩手前まで進んでいます。

ここに来るまで『正宗』と『紗霧』の努力と成長がもちろんありましたが、

それだけではなく周囲の人々、『山田エルフ』ちゃんや『千寿ムラマサ』ちゃん、

編集さんたちの助けがあってここまでたどり着けたのです。

おそらく、作中でアニメ版の第一話が放映される瞬間こそが『エロマンガ先生』という

作品自体のクライマックスになると思います。

その作品のクライマックスが近づいてきていますが、作品の終わりを嘆くのではなく

素晴らしいクライマックスを見れる喜びに浸りたいと思います。

まだ『エロマンガ先生 8巻』を読んでいませんし、上の予想は大外れかもしれないですね(笑)

はやく『エロマンガ先生 8巻 和泉マサムネの休日』と、

2017年6月10日発売予定の『エロマンガ先生 9巻 紗霧の新婚生活』を読んでみたいなと思います。

とくに『エロマンガ先生 9巻 紗霧の新婚生活』は、タイトルからしてクライマックスでしょうね。

アニメ放送中なのに作品自体のクライマックスを迎えるのかを確かめたくて堪らないですよ。

前置きが長くなってしまいましたが、

まずは『エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活』の感想を書いていきます。

ネタバレなしの感想


エロマンガ先生 6巻』では、『山田エルフ』ちゃんと『千寿ムラマサ』ちゃんの想い受け、

『正宗』が『紗霧』との関係を現状維持から恋人関係へ進めるための決断をしました。

それを受けて『エロマンガ先生 7巻』では『紗霧』側の想いが描かれるのかと思いましたが、

私の予想は外れており、人間関係については大きな進展はなく小休止といったところでした。

物語のメインは、アニメ化が決定した『世界で一番可愛い妹』のアニメ版制作の話で

『世界で一番可愛い妹』のシリーズ構成・脚本を担当する新キャラクター『葵 真希奈』との

騒動がコメディチックに描かれていました。


この新キャラクターの『葵 真希奈』もいい性格していますわ。

これまでの主要女性キャラクターたちは良くも悪くも個性的で面白い人物そろいでしたが、

『葵 真希奈』も傍で見ていると面白い人ですね。一緒に仕事は絶対にしたくないですが(笑)

エロマンガ先生という物語の後半に追加されたのに個性を発揮してて埋もれていないですね。

類型的なキャラクターではあるのですが、作中で属性が被っていないので埋もれていないです。

この辺が作者の『伏見つかさ』先生の上手いところなんでしょうね。

『エロマンガ先生』世界では貴重な巨乳属性だしね!

そりゃ『正宗』くんも胸に目が言っちゃうし、『山田エルフ』ちゃんも胸に色々しちゃうよね。

『葵 真希奈』がアニメ版の脚本をつくるために和泉家へ居候をするのですが、

特に『葵 真希奈』とは色っぽいことは無く、『紗霧』とのイチャイチャを取材されるというのが

この作品らしいところだと思います。

あくまでもメインヒロインは『紗霧』固定で、サブヒロインが『山田エルフ』『千寿ムラマサ』

それ以外の女性とのスキンシップはコメディ調というかギャグ枠になっています。

だからこそ、『正宗』が色々な女性の間をフラフラすることがなく、

読者としては安心してみていられるのでしょうね。


『葵 真希奈』の作品作りの参考と言う名目で、『エロマンガ先生 6巻』で不足していた

『紗霧』とのイチャイチャシーンが増量されています。

『紗霧』ファンにはたまらないシーンだったんじゃないでしょうか。


当初色々と問題があり難航していたアニメ化が順調に進むかに見えたところで、

アニメ版『世界で一番可愛い妹』の問題ではなく、『正宗』自身の問題が提示されて

次巻『エロマンガ先生 8巻』に続いています。

『正宗』が夢を叶えるために行っている行動は、『紗霧』にとっては嬉しくないというのは

読者視点からすれば当然の結論だというのは明白です。

ただ、作中の『正宗』にとってみると、間もなく叶う2人の夢を最優先するというのも

心情的には理解が出来ます。

2人の夢を叶えるという目標は大事ですが、その夢を叶え2人で笑うためには

2人の夢と同等以上に守らなければならない大事なものがあることを失念している気がします。
本巻のクライマックスで『紗霧』が守らなければならない大事なものを指摘してくれたので

次巻『エロマンガ先生 8巻』で『正宗』も気づくのではないかと思います。

『正宗』がそのことに気づいた時に、『正宗』がどう思いどう反省するのか、

『紗霧』がそのことをどう受け入れるのかを楽しみにして次巻も読もうと思います。





ネタバレありの感想


それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

新キャラ『葵 真希奈』


ネタバレなしの感想にも書きましたが、アニメ化に伴いアニメ脚本家が新規参加です。

それが『葵 真希奈』なのですが、一言でいうと本当にダメな人ですね……

『山田エルフ』ちゃんや『千寿ムラマサ』ちゃん、『紗霧』にもダメなところはありますが、

『葵 真希奈』は社会人として創作家として本当にダメなレベルです。


比較した3人はそれぞれダメなところはあれど、自分の創作については本気です。

ただ、『葵 真希奈』はその創作に対する本気が中々出せないというダメさですね。

ソシャゲー廃人なところや汚部屋暮らしで家事が全くできないというダメな部分もありますが、

それ以上に仕事の納期を守らない、モチベーションが上がらないため成果物も納期通りできない。

うーん、社会人経験者として一番一緒に仕事したくないタイプですね(笑)

そりゃ、アニメプロデューサーの『赤坂 透子』も脚本家を変えようと思いますわ。

才能があり面白い作品を創作できるとしても、納期が決まっており分業体制で政策を行う

アニメと言う作品ではボトルネック以外の何物でもないですからね。


そんなダメダメな『葵 真希奈』がやる気を出し本気を出せるようになれたのは、

『正宗』が良い作品を作りたいという思いを『葵 真希奈』に真摯伝えたことが

一助となった気がします。

『葵 真希奈』本人は、本気を出せるようになれたのは『正宗』の想いは関係なく

ライバルに一泡吹かせるためと言っていましたが、そんなことはないのは明白でしたね。


『葵 真希奈』自身も家族に対する複雑な思いがありそうですね。

代表作と言える『星くず☆うぃっちメルル』作成時には一緒に住んでいた姉と、

今は離れて暮らしていることや、姉と共に叶えた夢のその後になにかあったっぽいことやら

『正宗』と一部重なる部分があり、今後明らかになっていくのでしょうかね。

色々とバックグラウンドがありそうな気はしますが、

あくまでメインは『正宗』と『紗霧』なので、匂わすくらいで良いかなって気もします。


性格的には全くダメな生活破たん者な『葵 真希奈』ですが、その脚本家としての腕は本物です。

強力な仲間が加わり『正宗』と『紗霧』の夢が実現するときが近そうですね。


正宗と紗霧、支えてくれる仲間たち


アニメ脚本を書きあげるため、『世界で一番可愛い妹』のモデルである『正宗』と『紗霧』を

近くで見て作品に反映するという『葵 真希奈』の思い付きから、

一気にヒロインたちが和泉家に集まり合宿のようなお祭り騒ぎが始まりました。


ヒロインたちを一つ屋根の下に終結させるという名目の様にも思えますし、

『紗霧』が嫉妬をすることで、その分『正宗』に甘える舞台装置な気もします。

『千寿ムラマサ』ちゃんのパパや、保護者代わりの『京香』さんが許すとは思えないですね。

まあ、そういった細かい突っ込みはする方が野暮なので読者視点ではスルーしてお祭り騒ぎを楽しみますが(笑)


前巻では『山田エルフ』ちゃんと『千寿ムラマサ』ちゃんが積極的に攻めていた分、

このシーンでは『紗霧』が巻き返すかのようにイチャイチャ甘々なスキンシップ満載です。

『正宗』が『紗霧』にプリンを食べさせたり、『正宗』が膝枕されて耳掃除をされるなど、

リア充過ぎて嫉妬しそうなものですが、この2人ならまあ良いかなって気になりますね。

なんというか、恋人に近い2人を見てドキドキするというより、

仲良くなった2人を見守る保護者的立ち位置のような気がします。

これは、くっつくのかくっつかないのか?という点での迷いがありませんし、

2人がどう結ばれるのか?という視点のため見守るモードになってるんだと思います。

この2人が結ばれない未来が想像できないですし、

もし結ばれなかったら、この作品で今まで積み重ねてきた全てが無駄になりますから。

だから、イチャイチャシーンもようやく此処まで来たかという安定につながるんでしょうね。


2人が結ばれるのが確定した未来だとしても、

他のヒロインたちをおざなりにしている訳ではありません。

『正宗』と『紗霧』が今のような関係になれたのは、『山田エルフ』ちゃんと『千寿ムラマサ』ちゃん、

『めぐみ』や『京香』さんが居てくれて、2人を支え助けてくれたからですから。

だから、『正宗』も『紗霧』も皆に感謝をしていますし、

周りの人たちも2人を助けようとしてくれるのだと思い明日。


今巻で言えば、アニメ化されるにあたって『紗霧』を「夢に夢見るままでいさせろ」と

助言してくれた『アルミ』ちゃんであったり

アニメ化に伴う仕事量増加でパンク寸前の『正宗』を家庭面で助けようとした『京香』さん、

仕事側のサポートをしてくれた『山田エルフ』ちゃん、『千寿ムラマサ』ちゃんであったりします。

特に『山田エルフ』ちゃんと『千寿ムラマサ』ちゃんの助けが無かったら、

締め切りに次ぐ締め切りという無茶なスケジュールは破たんしていたと思います。

『正宗』自身の睡眠時間を大幅に削り、寝ずに仕事ばかりしてしまっています。

【2人の夢を叶える】という目標が具体化してきたため、『正宗』がその目標ばかりを目指し、

【2人で】という大前提を見失ってしまっているのが心配ですね。

『正宗』が夢を叶えることが出来たとしても、『正宗』が倒れてしまっては意味がありません。

『正宗』が大事な人を失くしてしまうことを恐れてしまっているのと同様に

『紗霧』も大事な人を失うことを恐れているのですから。

『紗霧』がそんな『正宗』を不安に思い、目に涙を浮かべながらも言葉を伝え

開かずの間であった自分の部屋に『正宗』を迎えて同じ部屋で同棲するように伝えたのも

全ては『正宗』のことが心配という事があるからなんですよね。

それにしても、『エロマンガ先生 1巻』の頃からは考えられない事態ですね。

『正宗』のことを自分の部屋に迎えるほど親密になったというのもありますが、

社会復帰と言う点でも『紗霧』が他者を受け入れられるという成長が見られて

嬉しくなりますね。


『紗霧』の言葉を受けて、『正宗』は自分の行いをどう思い、どう変わるのか?

それを楽しみにして『エロマンガ先生 8巻 和泉マサムネの休日』を読もうと思います。

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おすすめ
アニメも絶賛放映中という事で、
お勧めは『エロマンガ先生 Blu-ray1巻』を取り上げます。

声がついて動くことで、ヒロインたちの可愛さが増しますね!
アニメ化まで声とか意識していませんでしたが、
いまでは小説を読んでもアニメ版の声で再生されるくらい好きになりました。

Blu-rayの特典として【伏見つかさ書き下ろし短編小説】と
【イベントチケット優先販売申込券】がついてきますので、
購入予定の方は早めに購入をお勧めします。

特典の【伏見つかさ書き下ろし短編小説】は、
別途書籍として出版される可能性が低いので、
書籍版ファンとして購入をいつも悩まされますね。
私も【伏見つかさ書き下ろし短編小説】ためにBlu-ray買おうか検討中です(笑)
エロマンガ先生 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
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