エロマンガ先生 6巻 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 感想 ネタバレ

エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 (電撃文庫)
エロマンガ先生 (6) 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由 (電撃文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
ヒロインたちの猛アプローチにマサムネ大ピンチ!? 人気シリーズ、第6巻!

エロマンガ先生、禁断の初顔出し! 担当編集によって仕組まれた陰謀から紗霧を守ったのは、セーラー服を着たうら若き『氷の姫君』の写真だった。兄妹の保護者、京香との新たな関係が描かれる。
その一方で、和泉マサムネは、『山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』について、本人から熱烈なレクチャーを受けることに! 妹一筋のマサムネを攻略するエルフの秘策とは!?
さらには、めぐみたちと合コンをすることになったり、ムラマサ家訪問で彼女の秘密が明らかになるなど、ヒロインたちの猛攻勢に、マサムネは耐えきれるのか!
そして、マサムネたちの小説『世界で一番可愛い妹』にも新たな展開が――!? 人気シリーズ第6弾!

アニメも人気放映中の『エロマンガ先生』

『エロマンガ先生 6巻 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』のネタバレありの感想です。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想の前には注意書きをおいております。

『今週末までに既刊分をあげられるよう頑張ろうと思います。』と宣言したのに、

あれから一週間経ちましたが感想あげられていないですね……

積み本増えていますし、『エロマンガ先生』の感想を優先してあげていき既刊分を終わらせて

積み本も減らしていきたいと思います。

平日に感想をあげている方や、毎日更新している方は本当にすごいなと感心しきりです。

感心しているだけではなく、自分も見習わなくてはいけませんね。

自分も週末に複数冊、平日にも1冊くらいは感想をアップしたいものです。

ネタバレなしの感想


サブタイトルにも『山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』とある通り、

『山田エルフ』ちゃんのエピソードがメインとなっている1冊ですね。

『山田エルフ』ちゃんの想いの強さ、決してあきらめることのない不屈の想いを知り、

『正宗』も己の想いを誤魔化していくことをやめ、

強い決意のもと『紗霧』に宣言をするという熱いストーリーでした。


『山田エルフ』ちゃんも『千寿ムラマサ』ちゃんも、自分の気持ちに嘘をつくことなく

方法や態度は違えど『正宗』に自分の想いを伝えることを良しとしています。

その想いが受け入れられなかったとしても諦めることはありませんし、

現状のまま友達関係のままでいいんだと自分の気持ちを誤魔化すことはありません。

この女性陣の強い想いと勇気を改めて知り、『正宗』も自分の想いを顧みるのですが

この流れが本当に良かったですよ。

ラブコメ主人公として愛されるのが当然とばかり、

『山田エルフ』ちゃんも『千寿ムラマサ』ちゃん想いを知っても蔑ろにする様なら、

私はこの作品を切っていたと思います。

シスコンで妹至上主義の『正宗』ですが、彼女たちの想いを知って甘えていられるほど

クズではありませんでしたし、改めて『紗霧』に告白した姿は男としてカッコ良かったです。


この『エロマンガ先生 6巻』では、各エピソードの要所要所に

【気持ちを伝えることの大切さ】が書かれています。

登場人物たちの想いや立場は違えど、

自分の気持ちを相手に伝えることから逃げることはありせんでした。

例え受け入れられなかったとしても逃げない。

言葉にすると簡単ですが、その勇気はかけがえのないものですし、

輝かしい気持ちだと思います。

『山田エルフ』ちゃんも『千寿ムラマサ』ちゃんも、そして『正宗』も、

勇気を出して自分の想いを正直に、相手に伝わる様に告白しています。

そんな勇気ある彼女たちと彼の想いは、報われてほしいと素直に思いました。


主要人物たちが想いを自分の立場から伝えている中で『紗霧』だけが、

自分の想いではなく、『正宗』からどう思われているかで語っています。
《エロマンガ先生 6巻 P.275 1行目》
「……一番好きなのは私ってゆってた」

『紗霧』は引きこもりですし、自分の気持ちをストレートに伝えられるほど強くもないです。

でも、他の女性陣に勝つには『正宗』が惚れているからだけではなく、

自分の気持ちを勇気を出して伝えるくらいの強さを持ってほしいです。

じゃないと、他の女性陣の気持ちをしっている読者視点からすると納得できないですわ(笑)

『紗霧』が勇気を出して『正宗』を大好きなことを正直に真っすぐに伝えられるその時が、

訪れることを楽しみにしています。

それはきっと、『正宗』と『紗霧』の夢である『世界で一番可愛い妹』がアニメ化し、

そのアニメを2人で見終えた瞬間にきっと来るはずなんだろうなっと思います。

1人の夢ではなく、大好きなその人との二人の夢をかなえられたその時なら、

きっと『紗霧』も勇気を出して気持ちを伝えられるはずですから。

そして、その瞬間はそう遠くない時に訪れるはずですね。


ネタバレありの感想


それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

『エロマンガ先生 6巻 山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

エロマンガ先生 トークショー


『世界で一番可愛い妹』ステージイベントという事で、

『エロマンガ先生』のトークショーが行われるわけですが

引きこもりな『紗霧』には当然無理なわけで誰が代わりになるかと思ったら

『京香』さんが選ばれましたね。

前巻『エロマンガ先生 5巻』では、余り印象が良くなかった『京香』さんの

印象回復も兼ねた配役ですかね。

「影武者には絶対に裏切らない。信頼できる人」という『紗霧』からの条件で

『京香』さんが選ばれる当たり、当たりは厳しかったけど信頼はされていたんですね。


『京香』さんも、『正宗』と『紗霧』に甘えて貰えたのは嬉しいでしょね。

素直じゃないし誤解されるタイプですが、『京香』さんが2人を大事に思っているのは

確かですし、そんな2人に頼られ甘えられたら応えたいに決まっていますから。

でも、そんな『京香』さんですが、『エロマンガ先生』役をやるのはハードル高かったな。

ただでさえ苦手な人前でのイベントだというのに、セーラー服姿のコスプレや

エロマンガ光線は厳しかっただろうな(笑)

20歳過ぎの女性に自分でスク水着てそれをモデルに絵を描いていると言わせるのも

本当にキツイですわ。

でも、そんなキツイ影武者役をこなしたことは、きっと報われたと思いますよ。

『京香』さんを敵視していた『正宗』も、

『京香』さんのことを優しい家族と認めてくれたのですからね。

それを知ったらきっと『京香』さんも頑張って良かったと思ったはずです。

ラノベ作家合コン


『神楽坂』さんに相手にされず落ち込み、スランプにもなってしまった『シドー』くんを

元気づけるために企画された合コンイベントですが、酷かったですね(笑)

参加者が上は13歳、下は8歳って、これなんて『ロウきゅーぶ』なんですか!?

助けて『蒼山サグ』先生。


合コンの参加女性も驚きですが、男性側の参加者も驚きのメンバーでしたね。

まさか私の大好きな『ブギーポップ』の作者である『上遠野浩平』先生が参加してるとは!!

って、ダメでしょ。『上遠野浩平』先生の名前を騙っちゃ(汗)

大好きな『ブギーポップ』と『上遠野浩平』先生が汚されちゃっいましたよ。

しかも、「カッコいい台詞で若者を煙に巻いて、最後に「まあいいじゃん」っていえば」って

『上遠野浩平』先生の特徴の一端を捉えてるような記述が嫌ですわ(笑)


完全なコメディーパートに思える内容でしたが、『草薙』先生の書評ブログに対するスタンスは

『エロマンガ先生』の作者である『伏見つかさ』先生の本音の一部がある気がしますね。

私も書評と言うか感想サイトを運営していますので、好き勝手に書かせていただいていますが、

オーバーに書かずに正直な感想を書いていこうと改めて思いました。


『シドー』くんはファンがいるんだから、一人落ち込まずスランプから脱出してね。

ファンの女の子からファンレターも貰えて反応があり、手ごたえがあることが分かったので

これからは大丈夫だと思いますけどね。

私もそうなのですが、自分の書いた文章に反応があると嬉しいものです。

だからこそ、ファンレターという直接的な反応をもらえたことで

『シドーくん』の創作意欲が湧いてくるはずだと思います。

山田エルフちゃんとのデート


『エロマンガ先生 6巻』のメインエピソードであり、

私が一番好きな『山田エルフ』ちゃんの魅力がこれでもかと引き出されているエピソードでした。

『紗霧』から『山田エルフ』ちゃんとの遊園地デートにNGを出された『正宗』が

『山田エルフ』ちゃんに事情を話しに行くわけなんですが、

それを受け入れる『山田エルフ』ちゃんはマジ器のでかい良い女ですわ。

「目薬」を使ってので涙を流しているフリで笑いに落として

『正宗』が気にしすぎないようにしているところなんて、健気すぎますよ。


「目薬」気づいた『正宗』が罪悪感で胸がメチャクチャ苦しかったのにとか、

ぶっきらぼうに悪いかとか言ってますけど、『正宗』自身が軽い口約束したのが悪いのに

コイツ何言ってんだ?って憤慨してしまいましたわ。

『正宗』が妹至上主義で妹が一番好きっていうのは、彼の中で筋を通しているので構いません。

ですが、それを免罪符として他者を蔑ろにしている姿と言動は好きじゃないです。

むしろ『正宗』のそういう態度は正直嫌いです。

身から出た錆なのに何故お前が怒ったり不満に思っているんだよって思っちゃいますね。

妹が『紗霧』が一番大事なら他の人の気持ちを軽く扱ったり、踏みにじったりしていいのか?

また、『紗霧』を褒めるためなら他者を落してもいいのか?

所々に『正宗』の身勝手さが出ちゃってる気がするんだよなあ。

それを許している『山田エルフ』ちゃんの器の広さに甘えているとも、

まだまだ高校生の子供であることを差し引いても私にはこの部分は受け入れられないな。

『正宗』が好きな読者の方には申し訳ないですが、正直な自分の気持ちでした。

『山田エルフ』ちゃんが好きすぎて、『正宗』に対しての不満が噴出してしまいましたね(汗)


話を戻して、『山田エルフ』ちゃんとのお家デートですが、

どのエピソードも楽しむことが全力な『山田エルフ』ちゃんの魅力満載でした。

家の模様替えをしてのもてなしもそうなのですが、

それ以上に和泉家の家庭の味を再現しようとした努力と、その努力が自己満足にならないように

実母を亡くしている『正宗』の気持ちを慮る優しさと繊細さに胸が打たれましたよ。

本当に『山田エルフ』ちゃんは、優しいし気遣いができる素敵な女性です。

だからこそ、誰よりも人の気持ちに敏感であり、他者が自分では気づいていないことや、

無意識に誤魔化してしまっている気持ちにも気づいてしまうんでしょうね。

周りが見えすぎるからこそ周りの気持ちをないがしろに出来ず、

ライバルである『紗霧』にも優しさを向けるし、

『ムラマサ』ちゃんにもチャンスをわけるのでしょうね。


そんな周りに気遣いをする『山田エルフ』ちゃんだからこそ、

『正宗』への告白であり、『正宗』と『紗霧』への宣戦布告である台詞がカッコいいです。
《エロマンガ先生 6巻 P.227 16-17行目》
「素直になることさえできないやつが、恋愛で勝てるわけないと思うのよ。
わたしは、本気を出すことさえできない臆病者どもに、負けるつもりはないの」

相手に気持ちを伝えることが一番大事です。

その大事なことから逃げずに伝えられたら、たとえ振られたとしても無駄じゃないと思います。

当然、後悔はあるだろうけど、その後悔だって諦めなければ無駄じゃないんですから。

本当に『山田エルフ』ちゃんはカッコいいな。『正宗』には正直勿体無い(笑)


『山田エルフ』ちゃんからの宣戦布告

『正宗』と『紗霧』の夢が叶う前に決着をつけるという宣言は、

『山田エルフ』ちゃんとの告白と言うより、現状維持で満足してしまっている『正宗』への

熱い激励、後押しに見えちゃいますね。

この『山田エルフ』ちゃんの覚悟を聞いて動かないようなら『正宗』に見込みないですけど、

『正宗』にもこの言葉は届いたみたいで本当に良かったです。


本名は梅園花ちゃん


長らく明かされていなかった『千寿マサムネ』先生の本名がついにわかりましたね。

その名は『花園梅』ちゃん!

可愛らしいですし、『千寿ムラマサ』先生のイメージに似合っている名前だと思います。


それにしても『千寿ムラマサ』ちゃんは完全にお色気担当&だめな原作厨の枠になってしまいましたね。

『正宗』が『千寿ムラマサ』ちゃん家に訪れたら着替えを姿を見ちゃうとか、

『千寿ムラマサ』ちゃんの魅力的な身体に圧し掛かられてドギマギしちゃうとかお色気枠だわ。

小説を書いてるときはシリアスでカッコいいのでしょうけど、そんな姿しばらく見てないな(笑)


『千寿ムラマサ』ちゃんも、『山田エルフ』ちゃんと同様に改めて『正宗』に告白をしました。

その告白方法も、『山田エルフ』ちゃんのように『正宗』の気持ちや

周囲の人達の気持ちを慮るのではなく、

回りなど関係なく真っ直ぐに自分の気持ちを伝えるという告白でした。

人間関係がつたない、良く言えば純粋で天然な『千寿ムラマサ』ちゃんらしい告白です。

不器用に自分の気持ちを押し付けているだけと本人も自覚しているくらいです。

それでも、恐れずに勇気を出して『千寿ムラマサ』ちゃんは自分の気持ちを伝えています。

その理由は『千寿ムラマサ』ちゃんのこの発言に集約されていると思います。
P.333 12行目
「それでも、そんなことは挑戦しない理由にはならない
戦わずして負ける理由にはならないんだ」

『千寿ムラマサ』ちゃんも、『山田エルフ』ちゃんと同様に自分の気持ちを誤魔化さず嘘をつかず

『正宗』に告白しました。

この2人の素直で真っ直ぐな想いを受けたことで、『正宗』はやっと自分も一歩踏み出す勇気を

決意をもてたのだと思います。

2人の告白は結果的に『紗霧』と『正宗』が結ばれる後押しになったと思いますが、

『千寿ムラマサ』ちゃんも『山田エルフ』ちゃんも後悔はしないと思います。

だって、自分の気持ちに素直に従った結果ですから思い残りは決してないはずだと思います。

エロマンガ先生7巻の展開について


『正宗』は『紗霧』に振られたと思ってしまったがために

自身の恋心を押し殺し家族として共にいようとしていました。

ですが、『山田エルフ』と『千寿ムラマサ』からの告白を受けて、

相手に思いを伝えることの大事さを知り決意を固めました

改めて『紗霧』に好意を伝えて、2人の夢がかなうその時に大事なことを伝えるとも宣言します。

そして2人の夢が叶うそのときへの大きな一歩、『世界で一番可愛い妹』のアニメ化決定の連絡が


『エロマンガ先生』という物語もクライマックスに向けて大きく動いたと思います。

『正宗』からは改めて想いを伝えましたし、夢が叶うときも近づいてきました。

あとは『紗霧』がその想いを伝えることができれば、物語としては大団円だと思います。


引っ込み思案、引きこもりだった『紗霧』も、2人の夢に向かって大きく成長してきています。

2人の夢が叶ったそのときこそ、他の主要人物と同じように『紗霧』も自分の想いから逃げず

『正宗』に対してまっすぐな気持ちを告白できるんだと思います。


次の巻はアニメ化の話がメインに進むのでしょうね。

これまでの巻と同じく色々と問題や障害が出てくるのでしょうが、

覚悟を決めた『正宗』ならきっと乗り越えられると信じています。


それでは、また『エロマンガ先生 7巻 アニメで始まる同棲生活』を読み終わりましたら、

感想をあげていこうと思います。

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おすすめ
アニメも絶賛放映中という事で、
お勧めは『エロマンガ先生 Blu-ray1巻』を取り上げます。

声がついて動くことで、ヒロインたちの可愛さが増しますね!
アニメ化まで声とか意識していませんでしたが、
いまでは小説を読んでもアニメ版の声で再生されるくらい好きになりました。

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別途書籍として出版される可能性が低いので、
書籍版ファンとして購入をいつも悩まされますね。
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この記事へのコメント

  • IYU

    大縁談→大団円
    2017年06月16日 09:45
  • くじらさん

    IYUさん

    コメントありがとうございます!
    お返事が遅くなりまして、申し訳ございません。

    誤字をお教えいただきまして、ありがとうございます。
    ご指摘の個所、修正いたします。

    勢いで書いてしまうと誤字や意味不明なところが出来てしまいますね。反省いたします。
    2017年07月11日 00:50

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