エロマンガ先生 4巻 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G 感想 ネタバレ

エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)
エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
伏見つかさ×かんざきひろのコンビで贈る大人気シリーズ、待望の第4弾!

「よーっく聞けよ――ニセモノ野郎。オレ様が"本物"の『エロマンガ先生』だ」
「エロマンガ先生」の正統後継者を名乗る「エロマンガ先生G」の登場に動揺する紗霧。「エロマンガ先生」という恥ずかしいペンネームには、大きな秘密が隠されていた! 紗霧は、最強のライバルとペンネームを賭けて勝負することになる。紗霧が隠していた、恥ずかしいペンネームの秘密とは? 紗霧を圧倒する技量を誇る「エロマンガ先生G」の正体とは――?
そして、和泉兄妹の新作『世界で一番可愛い妹』にも、新たなる展開が!
ラノベ作家の兄とイラストレーターの妹が織り成す、業界コメディ最新刊!!


気付けばアニメ放映の開始が間もなくの『エロマンガ先生』

4月8日 24:30から開始ですね。第1話で盛り上がってくれるといいですね。

私も第1話から放送を追っていこうと思います。

アニメ公式サイトはこちらです。

アニメの主要キャラクターに『エロマンガ先生G』がいないので、

やっぱり、アニメ第1期は『エロマンガ先生 3巻』までの内容になるのかな?


出だしがアニメの話になってしまいましたが、

エロマンガ先生 4巻 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G』の

ネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になるまでは『エロマンガ先生 4巻 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G』を

未読の方に読んでいただいても問題ない感想になっていると思います。


エロマンガ先生 3巻』である程度主要キャラクターの立ち位置や想いにひと段落つきました。

そのため、この『エロマンガ先生 4巻』からは「世界で一番可愛い妹」のアニメ化へ向けてと、

『正宗』と『エロマンガ先生(紗霧)』のクリエイターとしての成長とを中心にして

物語が進んでいくんじゃないかなって気がしますね。

そういう意味で真のエロマンガ先生のペンネームを賭けて4巻でぶつかる相手である

『エロマンガ先生G(グレート)』は、初代エロマンガ先生に師事を受けた兄弟子であり、

『エロマンガ先生(紗霧)』以上の腕前をもつ相手でした。

気に入った娘のパンツを透けて見えてそれを描くことが出来る『エロマンガ先生(紗霧)』

パンツ以上に透けて見えて裸まで描くことが出来る『エロマンガ先生G(グレート)』

何という強敵なんでしょうか。凄く変態で恐ろしい相手ですよ。


この恐るべき強敵とペンネームとお互いのマスク剥ぎを賭けてのバトルになる訳です。

お絵かきでのバトルシーンも熱い描写でとても面白かったのですが、

それ以上に熱かったのは、戦いに臨む前に『エロマンガ先生(紗霧)』にかけた

『正宗』の言葉だったと思います。


『エロマンガ先生(紗霧)』が態々戦う理由、

それはこれからも共に作品をつくっていきたいと願うパートナーの信頼でした。

心配するより応援するより、ただ信じてパートナーを送り出す『正宗』はカッコいいですし、

その信頼に応え見事に結果を残す『エロマンガ先生(紗霧)』も素敵でした。


戦いを通じて、イラストレーターとして更に成長した『エロマンガ先生(紗霧)』

マスク剥ぎデスマッチというイベントを行った結果、認知度が上がり売れ行きが増した

「世界で一番可愛い妹」

2人の夢、「世界で一番可愛い妹」をアニメ化してそれを一緒に見るという目標が

グンっと近づいた気がしますね。

『エロマンガ先生G(グレート)』の正体も意外性はありませんでしたが、

良いキャラクターだったので今後の活躍も楽しみです。

次の『エロマンガ先生 5巻』は、イラストレーターとして成長した『エロマンガ先生(紗霧)』に

『正宗』が釣り合うように成長する話になるのでしょうか?

それとも、公私ともにパートナーとして信頼を積み重ねている2人が

より信頼を増すための話になるのでしょうか?

どちらの話だとしても面白い話になることは間違いないでしょうし、

次巻『エロマンガ先生 5巻 和泉紗霧の初登校』も楽しませてもらおうと思います。







それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

エロマンガ先生 4巻 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G』の

ネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。




■□ネタバレありの感想□■



エロマンガ先生G(グレート)について



突如現れた『エロマンガ先生G(グレート)』

その正体は、エルフの小説挿絵を担当するイラストレーター『アメリア・アルメリア』

通称『アルミちゃん』でした。

作中でもあっさり正体が明らかになった通り、暗躍するタイプのキャラクターではなく

サッパリとした気性の気持ちのいいキャラクターでしたね。

私もこの『エロマンガ先生 4巻』を読んで、『アルミちゃん』のことを好きになりましたよ。


『アルミちゃん』は能力的にも現状の『エロマンガ先生(紗霧)』の上位互換でしたし、

『アルミちゃん』自身の絵を通して、初代エロマンガ先生である紗霧の母親の姿を伝える

という、正に『紗霧』にとっての姉弟子であり本当の姉のような存在でしたね。


『アルミちゃん』がこの騒動をおこした理由も、『山田エルフちゃん』のパートナーには

自分(アルミちゃん)こそが相応しいという至極自然な対抗理由でした。

この理由はある意味『エロマンガ先生 1巻』での『正宗』の想いに近しいものですので、

エロマンガ先生 第二部の始まりにふさわしい内容であったとも思います


ただ、『エロマンガ先生 1巻』とは違い、対決での盛り上がりはあくまで中盤の山場であり、

イラストレーターとしての『エロマンガ先生(紗霧)』の成長エピソード分でした。

ですが、『エロマンガ先生 4巻』ではこの中盤の山場と言う盛り上がり後に、

更にクリエイターとして人間としての『紗霧』の成長というクライマックスを

もってきています。

その辺が『エロマンガ先生 1巻』の焼き直しでは決してなく、1巻のクライマックスを超えて

『紗霧』も、エロマンガ先生という物語も成長していることを表しているように思います。

その大事な成長エピソードに係る『アルミちゃん』は、単純な姉弟子と言うだけではなく

『エロマンガ先生(紗霧)』にとって第二の師匠ともいえる大事な存在になったと思います。


本当に『アルミちゃん』良いキャラクターでしたよ。

私にとって、このエロマンガ先生と言う作品で2番目に好きなキャラクターになりました

もちろん、1番は不動の『山田エルフ先生』なんですけど。

もう、『山田エルフ先生』と『アルミちゃん』で結ばれてくれる結末はないのだろうか。

この2人なら結ばれても問題なく祝福できるんだけどな



メディアミックスと紗霧の成長



「エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」という公開イベントのおかげで

知名度が上がり売り上げも伸びた「世界で一番可愛い妹」

その勢いに乗ってコミカライズ企画がでてきます。


「世界で一番可愛い妹」のアニメ化に向けてコミカライズに前向きな『正宗』

2人で叶える夢である「世界で一番可愛い妹」を2人で作っていきたい『紗霧』

以前の『紗霧』だったら作品に対しても『正宗』に対しても独占欲を発揮して

コミカライズの企画自体を止めたいと伝えていたんではないかと思います。

ですが、これまでの『正宗』との創作活動を通じて正常したことと、

この『エロマンガ先生 4巻巻』で夢を叶えるためには更に努力が必要なことに気づき

そのためには、2人だけじゃダメだということと、

周囲の人物の協力が必要性に気づいたんだと思います。


『正宗』がコミカライズを止めようとある種の甘やかしの言葉を伝えてきたときにも、

その言葉に甘えることなく夢を叶えるために一歩踏み出した『紗霧』は成長していると思います。

以前の部屋に籠りきり世界からの干渉を受け付けていなかったころからは考えられない

気持ちですので、まだ家からはでれませんが『紗霧』の世界は広がっているし、

公私ともに信頼できる相手も増えてきているように思えて嬉しくなりますね。

『エロマンガ先生』というタイトルにある通り、

物語の主題は『紗霧』の成長にあるのかもしれないですね。


気持ち的にコミカライズを受け入れたとしても、2人の夢の作品に加わるクリエイターは

かなり実力的に絞られるので、本来は書き手探しに難航するところでしょう。

ですが、「エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」という公開イベントで、

『アルミちゃん』の実力と彼女の絵柄を知ることが出来たのが幸いでしたね。


本当にこのお膳立てを整えた『山田エルフ先生』は、偉大な人物であり大恩人ですよ。

その相手に対して敵認定をする『正宗』は怖すぎます。

『紗霧』のことをとても大切にしていることは分かりますが、

これまでの恩義や『紗霧』にも友人としての『山田エルフ先生』いるってことを

考慮しないのかな?

『正宗』は常識人ってカテゴリーに居るように見えて、

この作品の中で精神的に問題がある人の双璧なんじゃないかとも思えてしまいます。

『正宗』の人間的成長も今後の巻で書かれるのかも気になりますね。



私の中で『山田エルフ先生』が益々株をあげているのですが、

それとは逆に『千寿ムラマサ』の株がストップ安で止まることがないですよ。

コミカライズの打ち合わせに資格もないのに参加するのは、

物語上の役割として仕方ないのは分かるのですが、

原作厨の役割を振られお邪魔キャラかつ賑やかしにしかなっていないのが辛いです。

元々好きなキャラクターじゃないのに余計に好感度下がりましたわ。


私の中で『ムラマサ』=「ミザリー」ですよ。本当に怖いです。

『正宗』の作品が『ムラマサ』の望むものとかけ離れたときに、

『ムラマサ』が発狂して『正宗』を監禁して作品書かせそうです。

『正宗』が『ムラマサ』のこの行いを受け入れていて批判しないことが

余計に『ムラマサ』のことを嫌になる理由になっている気がします。

本当、『ムラマサ』さんのいいところを読んで好きになりたいんでお願いしますよ。

彼女の良さを引き出すエピソードをお願いします。


最後、愚痴になっちゃいましたが『エロマンガ先生』という作品は、

巻を増すごとに面白さも増していると思います。

アニメ放映までに既刊分に追いつきたいと思いますので、

『エロマンガ先生 5巻』以降も読んで感想をあげようと思います。


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「メディアミックスは、原作との勝負」
エロマンガ先生 4巻の作中にある言葉ですが、
本当にもっともな発言だと思うのですよ。

ただのやっつけ仕事でのコミカライズではなく、
原作の良さをマンガの中で更に引き出そうとする漫画家さんの作品は
相乗効果を発揮して原作の良さを何杯にも引き出してくれると思います。

文章内で想像していたシーンを読者の想像以上に描いてくれたり、
絵と言う媒体を使ってより物語を分かりやすく描いてくてれり、
何気ない表情、仕草と言った原作にはない描写によって
各キャラクターの魅力が引き出されるという素晴らしい効果があると思います。

最近で言えば「幼女戦記」のコミカライズが、
原作の良さを何倍にも引き出す相乗効果を発揮していると思います。
原作への入門としても、原作の良さをより味わうためにも
最高のコミカライズですので、未読の方は是非是非お手に取ってほしいです。

近々4巻がでますが、5巻以降もハイペースで出版されますね。
3巻までもハイペースでしたし、作者の東條 チカ先生大丈夫かしら?
幼女戦記 (4) (角川コミックス・エース)
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