オーバーロード プレイアデスな日 感想 ネタバレ

プレイアデスな日.jpg

「劇場版総集編オーバーロード不死者の王」を見てきました。

金曜日に見に行ったのですが直前に調べたら、来場者特典が品切れとの情報ガガガ。。。

慌てて劇場に確認の電話をしたところ金曜日中の分はありそうとうかがえたので、

慌ててTOHOシネマズ ららぽーと横浜へ向かいました。

※今も確認してみたところ「入場者プレゼント終了」にオーバーロードが載っていないので、
 まだ手に入るかもしれないです(2017/3/5 12:00時点)
 以下URLで表示されたページ内の「入場者プレゼント終了のお知らせ」をご参照ください。
 https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/036/TNPI2000J01.do
 一応、お出かけされる前に劇場にお電話されて確認をいたしますと確実です。

入場するときはドキドキしましたが無事に来場者特典の小冊子

『プレイアデスな日』を入手することが出来ましたよ!

上映までのわずかな時間でしたが我慢できずについ読み始めてしまいましたわ(笑)


来場者特典『プレイアデスな日』の内容は、流石に作者である丸山くがね先生と

イラストのso-bin先生が手掛けておりますので、大満足な出来です。

劇場に足を運んだうえで手に入らなかったファンの方々には申し訳ないですが、

これはオーバーロードファンなら読みたい内容が満載の一冊ですよ。

話の大筋には関係ないのかもしれませんが裏設定が描かれていたり、

あのキャラクターたちが10巻以降でこうなっていたのかとか分かったり、

本編にすらきちんと登場していないあのキャラクターがこの特典で

初登場の上で会話までしているのですからね。

しかも、巻頭にはso-bin先生の手による素晴らしいカラーイラストが8P分

プレイアデスの6人のカラーイラストが各1枚で計6枚、

アインズ様と主要階層守護者がそろい踏みの1枚絵と、

ツアレニーニャのステータス表とイラストだけでも十分すぎる特典ですよ。

ツアレニーニャのステータスがここに乗っているという事は、

本編に載ることは無いでしょうし、ここだけの豪華な特典ですね。

ツアレニーニャのステータスにあるクラス技能でスレイブLv.2が

笑えるようで笑えないキツイ現実を思い起こさせてくれますね……


特典小冊子の内容は、大きく分けて以下の3つの話から構成されています。

 ・ツアレニーニャのメイド修行
 ・ソリュシャンの起こした騒動
 ・プレイアデスへ不満点の聞き取り

その話をプレイアデスの副リーダーであり姉妹たちの長女であるユリ・アルファの

視点から描かれています。

そういう意味でアインズ様の視点や思考を楽しむことは出来ませんが、

第三者からみたアインズ様の姿と、普段目立たないユリ・アルファの思考などが

辿れて面白く楽しむことができました。

話の詳細と感想については、ネタバレ有の感想の方に書こうと思います!







それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

幼女戦記 4巻 Dabit deus his quoque finem.』の

ネタバレありの感想となります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。




ネタバレありの感想



ツアレニーニャのメイド修行



エ・ランテルで人間のメイドたちをまとめる役職に就くため、

セバスとユリに教育をされるツアレというシーンです。

教育されるツアレをみせるというより、訓練の中で触れられるナザリックの裏話という感じでした。

アインズ様に受け入れられナザリックでメイドとして働くことを許された立場とは言え、

ナザリックの一般メイドからは受け入れられていないというのは、言われてみればという

確かにと合点がいきますね。

元々、至高の御方によって生み出されていない存在を認めていないところに

さらに人間に価値は無いという考えが一般的なナザリックの住人なのですから、

ツアレが簡単に受け入れられるわけがないんですよね。


しかも、常々書かれている通り至高の御方に仕えるために生み出された彼女らにとって

メイドの仕事を一部とはいえ奪うであろう存在を認めることなんてできない訳で。

アインズ様直々のお言葉だからこそ何とか我慢している訳で、本当なら仲間と認めるなんて

出来ない訳ですね。

アインズ様は気づいていないでしょうけど、結構重たい問題でもありますよね。

今後もナザリック生まれではない存在をナザリック内に受け入れることが出来るのかという。

表面化していない中、その問題に気付いた優秀な人物はもっと認められてもいいと思うな。

駄メイドとかいわれてるけどルプスレギナは、まじめな時は優秀だな(笑)


そして、セバスさんのお言葉が重たいですね。

「アインズ様は指導者としてNPCを指揮をする立場であるのに、支配者たる姿を見せるために

率先して先頭に立っている」

アインズ様本人が聞いたら、そんなことは無いんだけどなあと愚痴をこぼしたくなる買い被り。

本人からすると指導者として失敗する姿を見せるよりは、

現地にお向いて行動した方が気楽ってことだと思うんですけどね。

何気ない行動すら部下からの高評価につなげるとは「さすがアインズ様・・・そこまでお考えとは」

まあ、その勘違い自体は今まで通りのコメディーでもあるのですが、もう一つの心配の方が深刻ですね。

「NPC達がアインズ様の期待に応えることが出来ない無能で、アインズ様自らが動いている」

という最悪の事態まで考えていそうなのですよね。

アインズ様自身がそんなことを考え散る訳はないのですが、完璧な指導者たるアインズ様の姿を

見ているだけにNPCとしては不安がでるのも当然なのですよね。

この不安から期待以上の成果を出そうと無理な行動とかをしてとか言うのが今後ないか怖いです。


ソリュシャンの起こした騒動



アインズ様のお部屋に呼ばれて行ってみたら、部屋の中に正座しているソリュシャンがいるとか

ユリからすると胃が痛くなる展開ですよ。

ソリュシャンがアインズ様の三助スライムの三吉君を隠してしまった理由を言わないため、

その理由を聞き出してもらうためにユリを呼んだ訳ですが、結果的ですが人選誤りましたね。

ユリは真面目なのでこれまで気づいていませんでしたが、かなりの脳筋ですわ(笑)

まずは殴ることを前提に考えてるのも怖いし、殴って死にかけにして意識朦朧にしてから

聞き出そうとするとか、何それ怖すぎる

そりゃあ、NPCを傷つけるつもりがないアインズ様からしたら、ユリが何かしようとするたびに
制止の声をかけますし、驚きのあまり焦って止めますわ。

ユリが脳筋なのは設定ではなく、製作者である「やまいこ」の性格を引き継いだからなんでしょうね。

アインズ様もユリに「殴ってから勝てるかどうか考えましょう」などと言うなと釘をさすわけですわ。

でも、アインズ様からすればユリのその思考も過去の仲間を思い出せるから、いい傾向じゃないのかな?

って思いましたが、それでも止めるほど殴ってから考えるというのが危険すぎるという事ですな。

常に大義名分を考え、敵対相手との落としどころも意識するナザリック陣営からすれば

殴ってから勝てるか考える思考は危険すぎますからね。


ソリュシャンが三吉君を隠した理由は、聞いてみれば他愛のない嫉妬ですが、

聞かされたアインズ様からすれば驚愕ですよね。

同じスライムの三吉君がアインズ様の玉体を舐めるように綺麗にする仕事を任されているのに

自分(ソリュシャン)は同じ仕事を許されないなんてという不満は、笑ってしまいますが

ナザリックのNPCからすると至極真っ当な考えなので突っ込みにくいですわ。

アインズ様からすればいくら正体がスライムとは言え、意思疎通が取れる娘のような存在に

そんなことは頼めないですよね。しかも美人の姿を見ているだけに余計に。

アインズ様から真意を伝えられ納得したソリュシャンが三吉君を返却する姿が、

口から青色の物体を嘔吐しているようにしか思えない描写なのは笑いましたわ。

良いシーンのはずなのに台無しですよ(笑)

アインズ様も直接受け取るのを躊躇ってしまうのも正直わかりますね。


このギャグとしか思えない騒動なのですが、そのなかでアインズ様がみせる探求心と研究心は、

アインズ様自身の持つ強さの本質を表しているように思えます。

ソリュシャンが三好君を隠した事象から、隠すことができるなら壊すこともできるのか?

どういったものまでが壊すことが出来るのか?可能なものと不可能なものの線引きはなにか?

その線引きは何をもって行われるのか?と深く考えなければ見逃してしまうような事象に気づき

その事象を探ろうとする行動と考えは、かなり優秀なものだと思います。

取るに足りない事象ですが問題を深掘りし別の問題の本質につなげていく思考をもっている

アインズ様は学歴こそありませんけど優秀な人物だと思いますよ。

だからこそ、アインズ様の対人戦の勝率が複数回闘うことを前提とした場合に高いのでしょうね。

「さすがアインズ様・・・そこまでお考えのうえでのこうどうだったとは」


プレイアデスへ不満点の聞き取り



アインズ様から、ソリュシャンが抱えていた不満のように他のプレイアデスのメンバーも

不満を持っていないかを聞き取りに行くよう依頼されたユリの話ですが、

ここで今まで登場していなかったプレイアデスの末妹が出てくるとか驚愕でしたよ。

本編よりも先に来場者特典の小冊子ででてくるとか、、、読めた自分は嬉しいですけど複雑ですわ。

プレイアデス末妹であり、桜花聖域の領域守護者でもある『オーレオール・オメガ』

ナザリックの階層間移動ゲートの管理者の役割をしつつ、至高の秘宝の守護もしているという

役割だけ見るとかなり多いな、この末妹

ユリと少しだけ会話をしているくらいの出番なのですが、話している感じでは可愛らしい性格でしたね。

早く本編でも出てくるといいんだけど、仕事が仕事だしなかなか出番がなさそうですね。


このパートでのメインはシズとエントマでしょう。

特にこれまで出番が少なかったシズにはページが咲かれているように思います。

シズが可愛いくてモコモコしたものが好きなことや、ユリに咎められて嫌々する姿

(シズは拒絶拒絶といっていましたがその姿と言葉を想像すると可愛いですね。)

シズの可愛いところがここぞとアピールされていました。

シズの可愛さといえば、このあとに出てくるエントマとの姉妹喧嘩もどきのじゃれ合いでも

十分以上に描かれていたと思います。

腕をあげて威嚇するエントマも凄い可愛いですし、ファイティングポーズをとるシズも凄く可愛かったです。

その姉妹喧嘩もどきのじゃれ合いが、この記事の一番上にある画像になります。

イラストのso-binさんも絵にしたくなるほど可愛いという証なんでしょうね。

シズとエントマの喧嘩(じゃれ合い)の理由は、どちらが妹であるのかということで

年の近い兄弟、姉妹ならよくあるどちらが上かの喧嘩と同じでしょうね。

プレイアデスの設定上で、長女はユリ、次女がルプスレギナ、三女がナーベラルとソリュシャン、

そして末妹が今回登場のオーレオールと決まっていますが、

シズとエントマはどちらが姉で妹かが決まっていなかったとは。

ギリシア文字の順番通りの姉妹なのかって勝手に思っていましたが、

確かにそれだとソリュシャンが五女になってしまいますものね。


オーレオール・オメガの登場と、プレイアデスの姉妹順の情報はこの特典が初出になるのかな。

何度も言いますが、こんな設定が何気ない来場者特典で出てくるとか

オーバーロードのファンとして、作品を追っていくのに息が抜けないですね(笑)


最後に



アインズ様に聞き取り結果を報告した際に、エ・ランテルに作る孤児院の設立・運営を任されます。

オーバーロード10巻の冒頭で描かれていたユリ自身の提案につながってくるわけですね。

アインズ様が設立を許した理由が、ユリ自身が不満として持っている仕事がないことと、

オーバーロード 7巻から謹慎処分を受けているペストーニャとネグレドを許す口実かと

思っていました。

事実、ユリはそう思いましたし、そのことでアインズ様に対する忠誠心を深めています。

アインズ様の優しさを自身の創造主であるやまいこさんと同格であると思うくらいですから、

アインズ様へ完全に心服しています。


ですが、アインズ様の考えだけではなかった事こそが「プレイアデスな日」の本題だったのです。

序盤にだらけた姿を見せていたルプスレギナとナーベラルが、

アインズ様へユリにも仕事を与えてほしいと望んでいたのです。

姉妹を思う気持ち、普段はだらしないけど真面目な時はやるルプスレギナの姿と

プレイアデスの面々の良いところ悪いところ含めて魅力を引き出した小冊子だと思います。

特にルプスレギナは、オーバーロード8巻で評価下げてしまった分をここで挽回出来たと思います。

いや、本当に来場者特典「プレイアデスな日」を手に入れることが出来て良かったと思える

素晴らしいお話でしたよ。

オーバーロードファンならお勧めの内容でした。





激情版総集編について



全然触れていなくて申し訳ないですが、映画の方はやはり総集編という事で目新しい情報は無しでした。

TV版を見ていた人が、わざわざ劇場まで足を運ぶことないかなというのが感想です。

総集編が終了した後に上映された「ぷれぷれぷれあです」の方は面白かったです!

こちらが無かったら激情版総集編を見に行くことをとめていましたが、

こちらの短編だけでも見に行く価値は十分あると思います。

ハムスケの恋話からのプレイアデスの協力と、アルべドの暴走、

パンドラズアクターの頑張りとオーバーロードの魅力が満載でした。

EDのドット絵で表現されたプレアデスも一見の価値ありなので、

来場者特典の小冊子目当てで劇場に行かれたとしても、最後まで見ることをお勧めです。

劇場版総集編 後編 漆黒の戦士 にも「ぷれぷれぷれあです」がつくのなら楽しみです。


最後に来場者特典の良について語らせてもらいます。

現状欲しい人に回っておらず転売の対象になってるように思えます。

この状態はオーバーロード公式的にも良くない状況であると思いますので、

可能であるのなら劇場版総集編の後編にまた来場者特典として復活させてもらえればなって思います。

劇場までいくオーバーロードファンがこの『プレイアデスな日』を入手できないのは辛すぎますよ。

予算などの都合はあるかと思いますが検討いただければなって思います。

まあ、私が考えるようなことなどすでに検討していると思いますので、余計な心配でしょうね。

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この記事へのコメント

  • 末妹の苗字はオメガですよー。ガンマだとナーベになっちゃいます(笑)
    何というか凄い可愛らしい娘に見えるんですけどナザリックですからねえ。
    ユリが私の妹でまともなのはシズだけみたいな事言ってたり、
    7巻の守護者集合絵は左がカルマ値極悪、右が善寄りのポジションの中で左配置だったりする事からもしかして極悪勢の一人で彼女は彼女で性格破綻してるのでは?って考察もありますね。
    2017年03月17日 19:24
  • くじらさん

    コメントありがとうございます。

    名前の誤りもご指摘いただきましてありがとうございます。
    感想でキャラクターの名前誤りが多くてお見苦しいところが多く、申し訳ございません。
    後程、該当箇所を修正しておきますね!

    ユリとの会話を見た限りでは、私にもすごく可愛らしい娘に思えたので、カルマ値がマイナス側だったらギャップが凄いですね。でも、そのギャップもオーバーロードの魅力とも思えるので楽しいところです(笑)
    早く本編でも彼女の活躍を見てみたいですね!
    2017年03月19日 22:37

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