僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。 感想

僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。 (ガガガ文庫)
僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。 (ガガガ文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》
クズで絶倫な兄が常識を覆すエロコメディ!

教育に対する熱意だけは人一倍あるものの実行力が皆無の超ヘタレ教師である村埜良二。彼は生徒にも舐められ、校長にも蔑まれ、うだつのあがらない生活を送っていた。
そんなある日、気が付くと、教え子が裸でベッドの中にいたのだ。しかし、良二には教え子とそんな関係になった記憶がなかった。その後もたびたび、記憶が抜け落ちることがあり、エッチなお店にいたり、怖い人に追いかけられたり、と散々な目に遭う。
二重人格を疑うも、教え子の霊感少女に「クズな悪霊が憑いている」と言われ除霊を試みることに。悪霊を美少女フィギュアに封印するという見るからに怪しいものだったが、なんとか成功。しかし、悪霊は封印されたまま喋り始める。話すうちに良二は驚愕。そのクズな悪霊とはかつて失踪した良二の兄・誠一だったのだ――。

エロすぎクズ兄貴は死んでも変わらない!? そんな兄貴のせいであらゆる災難を被るヘタレ教師の弟が繰り広げる常識破りなクズコメディが今、始まる!!


赤月 カケヤ先生の新刊『僕の地味な人生がクズ兄貴のせいでエロコメディになっている。』

(ガガガ文庫)の感想になります。

ネタバレを含む感想を書きますが、ネタバレ前には注意を入れますので

そこまでは未読の方も読んでいただいても大丈夫ですよ!

ネット上の評判が良かったことと、書店で見た表紙が良かったので購入しました。



物語の内容どうこう以前にライトノベルって直接的なエロシーンが少ないって印象でしたが

この作品はド直球に直接的なエロシーンが多めでしたね。

前知識無く本書を購入していたので、読んでいて驚きましたわ。

口絵や挿絵もそういったシーンが多いので、電車内などで読む際は気を付けてください。

ただ、直接的なエロシーンが結構差し込まれいますし、内容もかなり過激ではありますが、

シーン自体の長さは短めなので正直いって勃つまではいかなかったですね(笑)

それに主人公にもヒロインにも思い入れがない状態で性描写とかされても、

感情移入も興奮もできませんわ。

なので、エロシーン目当てで買うと肩透かし感はあると思います。

中高生や経験が少ない男性なら興奮するかもしれないですが、

そういうシーン目当てなら別レーベル買う方が効率的なのでお勧めしないですね。





作品的には成り代わりものと、教師指導ものを合体させた感じでしょうか。

そういう意味ではGTO仮面ティーチャーや、

でぶせんが好きな人なら、この作品も合うと思います。




それでは、ここから下はネタバレ注意になります。

未読の方を全く!気にしていない私の感想の垂れ流しなのです。

なので、本作品を未読の方はここで一旦引き返すことを推奨いたします!






主人公の良二は、真面目で人が好いけど行動力が足りず生徒からも侮られる教師です。

その良二の双子の兄貴でヤクザをしていた誠一が死亡し、

良二に憑依して女性をコマしまくるという、言葉にするとどうしようもない物語だな(笑)

女性といたすために誠一が活躍し、結果的にその女性が救われるって感じですね。



女性といたすために嘘も方便とばかりに口説いたり説得したり相談にのる姿や、

女性のピンチに駆けつけ助ける姿は、痛快で好きなタイプのキャラクターでしたよ!

少なくともウジウジ悩んで行動しないキャラクターや、

何故好かれるのかがよく分からないキャラクターよりはモテることに説得力あります!



ただ、誠一が行動で目立つ分、良二が表だって活躍する姿が少ないので

この巻だけですと誠一の方が主人公タイプで、良二が脇役な印象でしたわ。

良二には良二の良さとして人を信じるという良さがあるのですが、

それは後方支援的な活躍なので、前方で目立つ誠一に比べちゃうと存在感が無いってのが

良二というキャラにとってのマイナス面になってしまっていますね。

今後は誠一と行動を共にすることで良二が感化され、自身で行動もするようになる

ってのがよくある憑依ものの物語なのですが、

誠一が活動している時の記憶が良二に共有されていないのですよね。

記憶が共有されたり、誠一の行動中は体の主導権こそないけど意識はあるって形なら

良二の成長もあり得ると思います。

ですが、良二が意識を取り戻すと誠一の手によって問題が解決されているんで、

良二が自身を振り返ったり比較したりができないので成長のさせ方が難しそうです。



誠一の方も女性を結果敵に助けてはいるんですが、女性自身を愛している訳ではないんですよね。

女性といたしたいだけで、その女性個人を愛している訳じゃないのが寂しさを感じます。

女性を信じること愛することが出来なくなった原因が根本にはありそうですが、

モテない男の一人としてはそんなことに同情は出来ないですわ(笑)

今巻のヒロインたちは誠一に惚れて結果的に和姦ですから女性側に問題はないのですが、

好意を抱いてくれる女性が自分自身ではなく、自分を通して誠一を見ている訳ですから

良二からすると地獄な状態ですわな。

それに、誠一じゃなくて良二に好意をもっている女性がいたとしたら洒落にならないよな~

静流先生は良二に好意をいだいている描写ありますし、誠一に靡かない女性になりそうですね。

静流先生との交流で誠一が女性を愛する気持ちを知っていく展開になりそうな気がしますわ。

真実の愛をしって成仏するとか王道な気がしませんか?




なんか結構な不満ばっかりを書いている気がする(笑)

途中で読むのを止めたくなったり、ページをめくる手を止めたりってのは無かったです。

教師の指導ものとしてみたら一定水準以上はありましたし、楽しめました。

変に女性に対してカッコつけて手を出さない主人公に比べると、誠一の方が好感高いです。

誠一くんは昔のアダルトゲームの主人公に居そうなタイプではありますが(笑)



1巻完結ものかと思っていましたが、キャラ紹介どまりのキャラクターも数人いましたし、

良二の成長や誠一が現世に残っている理由など描かれていませんでしたし、続刊でそうですね。

この巻は楽しめましたので続刊が出たら購入はしようと思います。

続刊でもエロ描写が今巻と変わらないようだったり、

良二の存在価値が見いだせないような続刊だと残念に思うでしょうね。

そういう意味で続刊は期待半分で楽しもうと思います!



憑依ものの、教師指導ものとしたら今だと『でぶせん』ですね!
最近完結いたしましたし、まとめて読むと面白さが増すと思います!
こちらの主人公は誠一とちがって童貞ですけど(笑)
でぶせん(9) (ヤングマガジンコミックス)



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