【ネタバレあり感想】ゴブリンスレイヤー 3巻 (蝸牛 くも) (GA文庫)

ゴブリンスレイヤー3 (GA文庫)
ゴブリンスレイヤー3 (GA文庫)
《Amazonからのあらすじ引用》

「ところで、ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか――予定、空いてますか?」
「……ゴブリン」
「あ、ゴブリン以外です」

秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。
そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、
祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蜴僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。
そしてゴブリンスレイヤーもまた“日常"を過ごしていたのだが……。

依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!?
「素人め、教育してやる」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!


人気シリーズ ゴブリンスレイヤー 3巻 が早くも発売!!

さっそく読みましたので、ゴブリンスレイヤー3巻の感想をアップいたします!!



1巻から順調に人気を集めて、ついにシリーズ累計20万部突破だそうですよ。

元々なろう発ではなく、やる夫スレ発ということで話題を集めていましたが

その内容の面白さと、漫画版の残酷な描写で話題となりまして、一気に火が付いた感じですね。

ゴブリンスレイヤーという作品に興味を持ってもらい読んでもらえれば、

作品自体の内容の良さからファンがつき、売れるのも当然って思えてしまいますね。

人気が出たことは、ゴブリンスレイヤーという作品が好きな自分にとってもうれしいのですが、

特典つきが品切れになって買えなかったという思わぬ副産物も(笑)

同時発売の漫画版も結構売れているみたいですね。私も購入いたしましたよ。

あとで漫画版の感想も書こうと思います!!



そんな感じで、人気作ゴブリンスレイヤー 3巻の感想をつらつらと。

今巻は、辺境の街の収穫祭を中心としたゴブリンスレイヤーさんと周辺の人たちの人間関係や、

街での日々の暮らしを描いた日常会という感じですね。

冒険描写は無いですが、冒険者たちん普段の暮らしや街での過ごし方を楽しく読めました。

日常回ということで、ゴブリンスレイヤーさんの人間関係の状態や交流をみることができるのですが、

ゴブリンスレイヤーさんもずいぶんと変わりましたね。

1巻の頃はゴブリンを絶対に殺す機械のようだったゴブリンスレイヤーさん。

日常生活を過ごす姿や、祭りで楽しむ姿など想像もできませんでしたが、

今巻では不器用で朴訥な感じですが、十分周りの人と交流し、収穫祭を楽しんでましたね。

これはゴブリンスレイヤー1巻や2巻での冒険での仲間たちとの繋がりや信頼関係を結べたことで、

ゴブリンスレイヤーさんも周りに頼ることができるようになったし、

周りの人たちもゴブリンスレイヤーさんを認めて信頼するようになってきたってことですね。

不器用で偏屈だけど人はいいゴブリンスレイヤーさんが周りに認められことは、

一読者としてもうれしくなっちゃいましたわ。



という感じで冒険とは違う日常がメインのゴブリンスレイヤー 3巻でしたが、

とはいえ、そこはゴブリンスレイヤー

当然、戦闘シーンはありますし、もちろんゴブリンたちも出てきますので

ゴブリンとの戦闘が好きな方や、ゴブリンが好きな方でも安心ですぞ(笑)

冒頭でのゴブリンとの戦闘も、クライマックスのゴブリンとの戦闘も

どちらもゴブリンスレイヤーさんの作戦や準備が光りましたね。

敵を知り、己を知るゴブリンスレイヤーさんが、日々の暮らしの中でも

備えを怠らず警戒しているわけですから、ゴブリンスレイヤーさんの勝率が高いわけですな。

ただし、上げられるのはあくまで勝率ということで、必ず勝てるわけではないというところが

このゴブリンスレイヤーという作品に緊張感を生ませて、他作品と違う楽しみ方ができる要因なのでしょうね。



1巻でゴブリンの恐ろしさを描き、2巻で仲間とともに冒険をする姿と信頼関係を描き

3巻で冒険者の日常生活と世界の裏側での策謀とのかかわりが描き、舞台を広げていますね。

次巻、ゴブリンスレイヤー4巻ではどういった内容が描かれるのかが楽しみです!




ここから下はゴブリンスレイヤー 3巻 のネタバレを含む感想になります。

まだ未読の方はネタバレを含む感想になります。

まだ未読の方は、ここで引き返すことをお勧めいたします。









1巻開始の時点から半年が過ぎた状態の3巻なのですが、その半年でゴブリンスレイヤーさんは変わりましたね。

女神官や妖精弓者たち冒険仲間の力量を信頼し、相手に頼ることができるようになった姿や、

相手の助力に対して不器用ながらもお返しをしようとしている姿に、ゴブリンスレイヤーさんの

成長を感じられてよかったです。

仲間たちの方も、ゴブリンスレイヤーさんから信頼されていることを感じて、

その信頼に応えようとする姿、ゴブリンスレイヤーさんにゴブリン退治以外の冒険に誘う姿など

冒険でも、冒険以外でもゴブリンスレイヤーさんとの交流を望んでいるのが心地よかったですね。

1巻で出会った頃のゴブリン退治のためのビジネス的なつながりではなく、

信頼関係から生まれた仲間意識を見て取れましたよ。

パーティーを組んでいる仲間たちだけではなく、同業者である冒険者たちも

ゴブリンスレイヤーさんを認めて、蔑むことなく会話や交流、収穫祭を楽しむ姿もよかったですな。

ゴブリンスレイヤーさんの業績を認め始めたことはもちろん、ゴブリンスレイヤーさんが変わったことで

周りの人たちの関わりも良い方に変わってきたのでしょうね。

ゴブリンスレイヤーさんも冒険者たちを同業者として認識していますし、

ただゴブリンを殺す機械のようだったゴブリンスレイヤーさんは居なくなったのかもしれないですね。



ゴブリンスレイヤーさんの交流関係、人間関係の変化を話題にしたら、

今巻では触れない訳にはいかない収穫祭でのデートの話(笑)

普段一緒に冒険に出れない牛飼い娘と受付嬢の目立つ機会でしたが、こちらも楽しかったですね。

牛飼い娘とのデートのなかでは、ゴブリンスレイヤーになる前、ただの少年だったころの

ゴブリンスレイヤーさんの姿がみることができましたね。

おっさん呼ばわりに不機嫌になる姿や、ゲームに興じる姿なんて3巻までは想像もできませんでしたよ。

牛飼い娘からすると今のゴブリンスレイヤーさんも根は変わらない昔からしっている少年なんでしょうね。

ゴブリンスレイヤーさんの過去の姿を浮かび上がらせるのが牛飼い娘だとすると、

少年からゴブリンスレイヤーになった姿を浮かび上がらせるのが、受付嬢なのかもしれないです。

冒険者としてのゴブリンスレイヤーさんと知り合い、そこから5年間変わらなかったゴブリンスレイヤーさんが

この半年で変わった姿に受付嬢はどう思っているのかが、私は気になります。

恋愛方面に積極的なようでちょっとしり込みしている姿や、ゴブリンスレイヤーとしての行動を

理解をして押しする受付嬢さんが好きですね。

勇気を出して誘ったデートの最中なのに、街の中をゴブリンを警戒して見回りをする

ゴブリンスレイヤーさんを理解するところと、理解したうえでその行為を許すところは

受付嬢さんの度量の大きさを表していますね。惚れた欲目とも言えますが(笑)

なので、ゴブリンスレイヤーさんの恋愛面では受付嬢と幸せになってほしいなって思いますわ。

午前中と午後とでデートの相手が違うとか、他の作品の主人公だったら叩くところですが(笑)

対象がゴブリンスレイヤーさんだと叩く気になりません。

朴訥なところや不幸な過去が垣間見えることから、ゴブリンスレイヤーさんには幸せになってもらいたいな。



ここまででゴブリンのことを全然触れていないですね。

そのことからも分かる様に今巻ではゴブリンは添え物というか、脇役すぎる感じでした。

ゴブリンスレイヤーという作品の裏主人公で、残酷で冷酷で非道で狡猾でか弱い化け物である

ゴブリンの活躍もこの作品の肝だと思いますので、ゴブリンが目立たないのは拍子抜けです。

ゴブリンは世界の前に村を滅ぼす。その脅威を取り除くゴブリンスレイヤーさんが好きだから、

私はこの作品を読んでいます。

3巻ではゴブリンどもを操り百手巨人の復活を狙う闇人が戦うべき相手として描かれいます。

確かに強さとしてはゴブリン以上の相手かもしれませんし、世界の危機を相手にすると

敵のレベルが上がり対処する問題のスケールも上がっていますが、そこはこの作品に求めていないというか

大きい世界の中では小さく、小さい世界の中で大きい問題に対処するゴブリンスレイヤーさんがみたいんですよね。

3巻ではついに世界を救う勇者たちとのかかわりもすれ違いとはいえ出来てしまいましたので、

ここから世界規模の冒険になってしまわないかという不安が私に出てきてしまいました。

狡猾なゴブリンたちとの戦いと、いつ誰が死ぬともしれない緊張感を4巻ではみたいですね。



最後に苦言というか不満を書いてしまいましたが、この3巻も面白かったことは間違いなしです。

変わっていくゴブリンスレイヤーさんの姿と周りの人たちとの関係、

人間味を取り戻すことで冒険がどう変わるかを楽しみにしつつ、4巻も期待しています!!




その他、この巻で気になった点を以下につらつらと記載してます~

・収穫祭のデートでもいつもの装備のゴブスレさん
 食べ歩きでも鉄兜を外さず食事とか想像すると笑えますな
 ただ、そんなゴブスレさんだからこそ、襲撃で死ななかったわけですしな

・ゴブリンスレイヤーの朝は早い
 別に狙ったネタじゃないでしょうが笑ってしまいましたわ(笑)
 朝から寝るまで過ごしている時間は勝率をあげる準備に費やすゴブスレさん
 そういうところが苦戦をして勝ってもチートと言われない理由裏付けになっていますね。

・3巻の特典小説は、アニメイト限定スペシャルショートストーリーでした
 内容は受付嬢とゴブリンスレイヤーさんの食事デートの話で
 ゴブリンスレイヤーさんが黒いスーツ姿になるレアストーリー
 っていうと期待しちゃいますが寝落ちかつ夢落ち
 そりゃそうだよね(笑)

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ゴブリンスレイヤーのコミカライズ版です。
このマンガが話題になり、ゴブリンスレイヤーの人気が加速的に上がりましたね。
綺麗な絵での残酷描写ばかりが取り上げられていますが、内容も面白いらしいですぞ!!
私も購入しましたので、読み終わったら感想をあげようと思います!!
ゴブリンスレイヤー(1) (ビッグガンガンコミックス)

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