オーバーロード10 謀略の統治者 (丸山 くがね) (KADOKAWA/エンターブレイン) ネタバレあり感想

オーバーロード10 謀略の統治者
amazon.co.jp
《Amazonからのあらすじ引用》
孤高なる魔導王の深淵。


国王となったアインズは統治する魔導国を理想郷とすることを決意。
永遠に繁栄し、数多の種族がアインズに跪く世界。
その第一歩として、冒険者組合の強大化と冒険者の育成を目論んだアインズは帝国へと向かう。
一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも各々に対抗策を講じていた。

不滅の国に君臨する王となるべく行動を開始したアインズの一手が及ぼす影響とはーー。
いよいよ新章開幕!


待ちに待ったオーバーロード 10巻の発売ですよ!!

新刊「オーバーロード10 謀略の統治者」が発売しましたよ!!

2015年冬の予定も、山小人(ドワーフ)の王国へと足を踏み入れるというストーリの予定も異なっていますが(笑)

発売日が発表されてから待ち遠しかったですが、あっという間に10巻の発売日になりましたね。

新刊読みたくて仕事にならないだろうと思って、年休をあらかじめ取得しておりましたが、自分の決断に間違いなしでしたね。

新刊のストーリーは面白いし、続きが気になってしまうので、職場ついて途中で読むの中断とか地獄でしたから(笑)

今回はエビテンで注文しましたので、特典の『ガールズトーク』も当然付属していました。

店舗での購入でも特典がついているところがありますので、まだ買っていない方は特典付きの店舗がおすすめですよ。

特典付きの店舗の情報はこちらです~



さっそく、本巻を2回も続けて読んでしまっているという興奮状態ですが、以下から感想を

ネタバレとか全く考慮していないネタバレ全開での『オーバーロード 10 謀略の統治者』の感想になります。

まだ『オーバーロード10 謀略の統治者』を読んでいない方は、ここで引き返すことを推奨です。

既読で他人の感想を読みたい方や、自分の感想との答え合わせをしたい方が読むことを推奨となります。









王国との戦争が終わり、魔導国の建国、エ・ランテルを支配。

建国したからには支配者が統治をおこなう訳ですが、我らのアインズ様は根っからの一般人。

統治するための能力にも不安があれば、魔導国をどうするのか?という展望もない、恐ろしい状態。

しかも、支配者が生者を憎むアンデットという始末。そりゃ住民は恐怖ですわ(笑)

どのような国になるかが分からない状態では、国民は悪い方悪い方を考えちゃいますからね。

という訳で、今巻は魔導国の目指すべき理想の姿を考え、そこに至るために取り組むべき方針を決めるという話でした。

アインズ様にとっての理想の国とは、人間も亜人も異形も関係なく様々な種族が共存し、繁栄する王国であるという答えにたどり着きます。

それは、アインズ様にとっての理想郷がギルド「アインズ・ウール・ゴウン」全盛期だからなんでしょうね。

ギルドメンバーにも自慢して見せることができる国というのが、住んでいる国民より、ギルドメンバーの評価が優先ってところが気にかかります。

アインズ様が常々言っているように人間に対しての感情が抜けてきているという事を端的に表しているようで、この考え方は結果的に国民や住民が幸せになるにしても、いつかしっぺ返しが来そうで怖いですね。

一人の天才が統治する国家という話や、不老不死の統治者がという話は、≪銀河英雄伝説≫や≪十二国記≫で作品のテーマとなっていましたが、オーバーロードではどうなるんでしょうね?

そもそもアインズ様はナザリック陣営の幸せが最優先ですし、それ以外の人間種とかゴミ扱いですから(笑)

アインズ様達にかかわって、結果的に不幸にならなかっただけで勝ち組ですから、庇護下に入ったエ・ランテル住民は幸せ間違いなしですな。

でも、自分と同じ種族の肉が肉屋に並んでたりするのは嫌すぎますし、法を理解できない種別の扱いも怖いですしで、その点は考慮してもらいたいです(笑)



理想の国の姿が蜜滴る優しい理想郷とすると、それを実現するための方策の一つが、冒険者の利用ですね。

モモンになって早々に冒険者という職業が対モンスターの傭兵であることのに失望していました。

まさか、支配下に置いた後に冒険者自体の存在意義を変えて、冒険者と組合の信望を勝ち取るため策だったとは......さすがアインズ様、私ごときが考えを推し量ることが出来る御方ではありませんでしたね(笑)

さすアイ様はこの辺にしておいて(笑)でも、アインズ様が語った、新たな冒険者の姿には興奮しましたわ。

未知を切り開き、既知に変えていくという言葉は、ロマンを誘いますし、夢がありますからね。

しかも、その夢ある職業には魔導国という強国の強い後押しがあり、アインズ様という実際の強者がいることを知っているわけですから、志願者や信奉者が増えてもおかしくないですよ。

帝国の闘技場で武王を倒した後の冒険者勧誘演説とか、宣伝効果抜群ですわな。

なにせ死者蘇生まで完備しているという強力アピール!!


帝国から冒険者志望者が魔導国に来ること請け合いですな。しかも、武王もアインズ様の配下にくることとなったし、帝国の潜在的戦力ダウン待ったなし。

そりゃ、ジルクニフさんの心も折れてしまいますわな。



そして、そんな心が折れてしまったジルクニフさん。彼こそ間違いなくこの巻でモスト不幸な人で賞の受賞者。

最も致命的な瞬間にアインズ様に挨拶に来られるわ、最大の腹心であり先生でもあった人には裏切られているわ、腹心の騎士の一人も裏切る気満々だわで、ジルクニフさんの胃腸が危ない!!

なまじ優秀な人だけに、アインズ様のやることなすこと全てに知謀の裏付けがあると思ってしまう不幸なお方。

アインズ様の行動一つ一つに悩まされ胃をいためるだけじゃなく、常日頃からアインズ様に観察されてることを無意識に気付いていて心が落ち着かなくなってますからね。

でも、あんな致命的なタイミングで普通に挨拶に来ただけとは流石に思わないですよ。

ああいう巡りあわせがあるところがアインズ様の幸運力と、ジルクニフさんの不幸力の効果ですわ(笑)

Web版でもアインズ様を警戒してはいましたが、ここまで精神を苦しめられてなかったですからね。

このジルクニフさんとアインズ様がWeb版のような友人関係になる姿が想像できない(笑)

でも、不幸代表のジフクニフさんが不憫この上ないですが、初期のうちに庇護下には入れれば勝ち組のはずなんで、何とか癒されてほしいものです。

これから確実に敵対するであろう法国なんて、国全体が不幸になりそうな気配しかありませんから。



その他の国家や人物たちも、魔導国とアインズ様を中心に色々と幸不幸や動きがありそうですね。

次巻でこそドワーフ国に赴き世界が広がりますし、デミウルゴスが聖王国で行っていた策略も最終段階で動きそうですし、王国の征服も始まりそうですし、物語が更に動きそうですよ。

次巻『オーバーロード 11 山小人の工匠』は2016年9月予定

思ったよりも発売日が近いですし、次巻が待ち遠しい!!

今度こそ、発売延期は勘弁してほしいですぞ。なにとぞよろしくお願いします丸山くがね先生!!



その他、この巻で気になった点を以下につらつらと記載してます~


・幕間の法国の話で、結構重要な部分出てますね。
 スルシャーナの第一の従者が生きて法国?に居ることがわかったり、
 エルフの国と戦争中で、竜王国に援軍を回せなかったり、
 神人の母親がその戦争の原因になっているっぽかったり
 百年周期で転移者が現れているっぽかったり
 法国がでてくると設定が出てきまくりでワクワクしますね。

・アインズ様が思い出していた、旅を共にした冒険者チームって漆黒の剣ですよね。
 アインズ様の心にも彼らは残ってて嬉しいな。

・ラナーさんの願いが叶ったら領域守護者と同等の地位って!?
 ナザリック陣営へどんな功績をあげるのか?アインズから渡されたアイテムは何か?気になり過ぎる

・『大墳墓の侵入者』で消息不明だったエルフ奴隷生きていたのか。よかったわ。
 Web版生存で書籍版死亡のキャラも増えてきたし、生存確認できて安心しましたぞ

・たった一つのことを除けばアインズ様に従うって、アルべドさん怖いです。
 その一つの内容がアインズ様にプラスにならなそうなところが特に。

・アルべド配下の特殊部隊はすでに用意済みでしたか。
 特殊部隊の活動は怖いけど、揃えるのに見栄はって個人資産がカツカツのアインズ様に笑いつつも
 部下に見栄を張る気持ちも分かり笑えないかも

・パンドラのアインズ様を父上呼びには笑った
 そうすると、じいであるコキュートスが仕える相手はパンドラズ・アクターになるのか(笑)
 コキュートスのガッカリ感がぱないねw


長々とまとまりがありませんでしたが、こんなところで

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