ゴブリンスレイヤー2 (蝸牛 くも) (GA文庫) ネタバレあり感想

ゴブリンスレイヤー2 (GA文庫)


面白かった!!発売日に購入して後悔なし!!

ゴブリンスレイヤーという作品は、物語として1巻で綺麗に終わっていました。

そのため、続編が出ると聞いて、綺麗に終わった作品の蛇足にならないかと心配をしていました。

ですが、発売された2巻を読んで、その心配が余計なお世話であると確信しました。

1巻でゴブリンスレイヤーという人物と、その人物を取り巻く環境や世界観、仲間たちがしっかり描かれています。

だからこそ、2巻で更に世界が広がり、仲間たちとの冒険風景やチームワーク、仲間の危機といった要素を、より一層楽しめたのだと思います。

私のように『1巻で完結しているのに2巻は蛇足じゃないの?』と心配したり購入をためらう人がいましたら、『大丈夫!!1巻が楽しめたのなら2巻はより一層楽しめるよ!!』、『購入しても後悔しないよ!!』と伝えていきたいです。



ということで、人気高騰中の『ゴブリンスレイヤー2』のネタバレを含む感想になります。

まだ、ゴブリンスレイヤー 2巻を読んでいない方は、ここまでで引き返すことをお勧めいたします。

まだ読んでいない方は、ぜひぜひ2巻をご購入後、読んだ後に私の感想を読んでいただけると嬉しいです。










ゴブリンスレイヤーさんは、まさに英雄ですね。

彼こそ、すべてのゴブリンに苦しめられた人々の、そしてゴブリンに苦しめられる可能性のある人々にとっての救いの主といえます。

姉を救えず、見殺しにしてしまった。

その復讐心から、すべてのゴブリンを殺し、ゴブリンにとっての天敵となったゴブリンスレイヤーさん。

そんなゴブリンスレイヤーさんの偉業が、ゴブリンにおびえる人々やゴブリンの被害者を救う歌となり広まっています。

ゴブリンスレイヤーを知り、今回のゴブリン退治を依頼した、剣の乙女。

偉大な英雄である剣の乙女、彼女の心の奥にいる、ゴブリンからの救いを求めるかよわい心を、ゴブリンスレイヤーさんは特に意識をせず、いつも通りゴブリンを退治することで救ってしまいます。

彼女を救うことは、ゴブリンスレイヤーさんにしかできない行動でしたね。

ゴブリンスレイヤーさんの無意識の言葉が、彼女の心の奥に届いたのでしょうね。

ゴブリンスレイヤーさん自身、他の冒険者、ゴブリンの脅威を知らない人、そんな人々にとってゴブリン退治は、取るに足りないことかもしれません。

ですが、ゴブリンの被害者、今巻の剣の乙女、そして読者にとって、ゴブリンスレイヤーさんはまさにヒーロー以外の何ものでもないですね。

去り際の姿とか、かっこよすぎますわ。

脳内イメージはさまようヨロイにしか思えないのに、その生きざまからはヒーローにしか見えません


それにしても、今作のゴブリンスレイヤーさんも準備万全でしたね(笑)

仲間から「火」、「水」、「毒」、「内臓」の使用を禁じられたのに、新たな禁じ手を用意してくるとは。

禁じ手を使用するための用意の為に、槍の冒険者と魔女が出てきたときは嬉しい喜びでしたよ。出てこないと思っていたので。

意外と、彼らのことを信用しているゴブリンスレイヤーさんの姿と、正直に理由を言われて照れる槍の冒険者の姿にはほっこりしましたわ。



そんな、ゴブリンスレイヤーの相手であるゴブリン

2巻でも、臆病で残酷で、冷酷で非道で、小賢しくて醜悪な姿を存分に見せてくれます。

今回のゴブリンたちは、物語の裏に居る魔人復活を企む黒幕に利用されています。

普通の作品ですと、ゴブリンを一蹴して、その裏に居る黒幕こそラスボスになるのでしょうね。

ですが、本作はゴブリンスレイヤー

黒幕なんて関係ないぜと、目の前にいる脅威、ゴブリンこそが真の敵、倒すべき相手です!!


ゴブリンはバカだがマヌケではないという言葉の通り、悪辣な罠や行動を仕掛けてきますね。

冒険者を呼び寄せるおとりとしての死体の扱い、生きたまま皮を剥ぐその性質、邪悪さに恐怖ですよ。

1体1体では弱いが数の力と残虐さ、その小賢しさで恐怖の存在であるゴブリン。

ですが、かよわいゴブリンの中にいた1体のゴブリンチャンピオン。

ゴブリンの英雄であるゴブリンチャンピオンと、ゴブリンの反英雄であるゴブリンスレイヤーさんの一戦。

その戦いはまさに死闘!!

いくらゴブリンスレイヤーさんがゴブリンの天敵とはいえ、能力値は特出していません。

真っ向からの勝負では分が悪すぎますな。

ゴブリンスレイヤーさんのピンチと、パーティ壊滅の危機には正直ドキドキしましたよ。

この作品、誰がいつ悲惨な目に合うか分からぬという恐怖。

このピンチどうなってしまうのかと、ページをめくる手が早くなってしましましたわ(笑)



1巻の時の、仲間がいないままの状態でしたら、ここでゴブリンスレイヤーさんの冒険は終わってましたね。

仲間たちとの冒険や、冒険の合間のやり取り。仲間になっていく、仲が深まっていく過程が楽しく胸があったかくなりした。

だからこそ、ピンチのシーンや、ゴブリンスレイヤーさん不在での冒険シーンには常にドキドキですわ。

人のいい仲間たちだからこそ、悲劇や惨劇にあってほしくないものです。


ゴブリンスレイヤーさんも仲間がいるということ、仲間たちとの何気ない日々の楽しさを意識してきました。

このパーティの次なる冒険や日々を続刊でも楽しんでいきたいです。

きっと次の冒険もゴブリン相手なのは変わらないと思いますが(笑)




話はちょっと変わって、ゴブリンスレイヤーをアニメイトで購入いたしましたら、店舗購入特典としてショートストーリーリーフレットが付属してきました。

どうも、いくつかの店舗限定で、店舗ごとに書下ろしショートストーリが付属するみたいですね。

私が購入したアニメイトでは『都の雑貨店の通信販売で春の新作金貨一枚のお話』という、受付嬢さんをメインにしたショートストーリーが付属していました。

2Pのおまけ書下ろしですが、本編には影響ないので無くても問題ないですが、折角ですのでこれから購入する方は特典付き店舗がおすすめですよ。


ショートストーリーの内容としては、受付嬢さんが高級下着を通販で購入して身に着けるというお話でした。

下着をつけた後に、ゴブリンスレイヤーさんのことを想ってつけたまま出勤する姿ににやけてしまいますわ(笑)

受付嬢さんがゴブリンスレイヤーさんに好意があるのは分かってましたが、結構本気なんですね~

硬派な人が好みとはいえ、ゴブリンスレイヤーさんは硬派な人とは別ジャンルの気がしますが(笑)

ストイックと言えばそうとも言えますが、どちらかというとゴブリン退治しか頭になかった復讐者でしたからね。

今の不器用ながらも他者にも目を向けている姿こそ、受付嬢さんの好みのタイプかもしれませんな。

果たして、ゴブリンスレイヤーさんは受付嬢さんや、他の女性の好意に気づく日は来るのか!?

なんか、ヒロインたちが報われる未来が想像つかないですわ(笑)



人気シリーズとなりましたので、次巻も年内には出そうな予感ですね。

もちろん、新刊が発売されたら発売日に買いに行きます!


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