セブンス 2 (三嶋 与夢) (ヒーロー文庫) ネタバレあり感想

セブンス 2.jpg

《Amazonからのあらすじ引用》
発売即重版と好スタート。七人の先祖たちは徐々にライエルを認めていくのだが、多くの問題が次々に降りかかる。

冒険者となったライエル・ウォルトは、元貴族の少年だ。
ウォルト家の家宝である“青い宝玉(ほうぎょく)"には、歴代当主たちの記憶が蘇り、
ライエルに自分たちの“アーツ"を教え、助言をくれる……一方で、七人の歴代当主たちは、騒ぎ、怒鳴り、罵倒を繰り返す。
ライエルにとって宝玉は、まるで呪いの道具であるかのようだった。
そんなライエルに厳しい歴代当主たちだったが、盗賊団一行を捕縛した事でライエルを徐々に認め始めるようになる。
特に領主貴族ウォルト家の祖――初代バジル・ウォルトは、ライエルに対して歩み寄りの姿勢を見せていた。
初代当主は竜殺し――ドラゴンスレイヤーであり、辺境の蛮族を腕一本で従えた猛者。
やがてバジルとライエルは、互いに理解を深めていく。バジルの思いを知るライエルは、いったい何を思うのだろうか……。



アリアさん、ポンコツチョロ可愛いですな~

切れて素がでちゃった姿も可愛い(笑)

ソフィアさんも真面目系キャラで、違った魅力で可愛いですなあ

真面目なとこが空回りしたり、言葉選び間違えて後から赤面したり、こちららもポンコツチョロ可愛いですな。

女性が体でお礼とか言っちゃダメなセリフや(笑)

女性キャラが増えたことで、ライエル周りにいる女性陣の戦いが始まりましたが、個人的には女性人同士の戦いがセブンスの楽しみの一つであると思っています。

2巻にして見れるとは美味しいものをご馳走様ですと、筆者である三嶋 与夢先生に感謝したいですね。



ということで、セブンス書籍版の第2巻です。

もちろんネタバレを含んだセブンス 2巻の感想ですので、まだ未読の方はこちらで引き返すことをお勧めします。







それでは、ここからはネタバレを含む感想です。

1巻終盤に名前付でWeb版には出ていなかったソフィアさんが出てきたなって思ったら、ライエルパーティに新規追加でしたか。

Web版からの新キャラ追加に伴い、ストーリーも大きく変わってきましたね。

Web版と違うストーリーで面白いとか、Web既読者も楽しめる嬉しい改編ですな。



アリアとソフィアの2人のメンバーが増えた、ライエルパーティ一行

色々と察してくれるノウェムと違い、ライエルと等身大の二人が追加されたことで、ライエルのコミュ障ぶりが明らかになっちゃってますね。

気遣いをしているつもりが、相手によっての応用が出来ていなくて空回りのライエル。

私自身を見ているようで地味に精神的ダメージを受けてしまいましたわ。

妹セレスによって廃嫡に追いやられ、屋敷で半ば監禁されていたため、対人経験が少ないことからの兵が居ですね。

人の気持ちや、人との付き合い方が理解できていないのに、パーティーのリーダーとしてメンバーの仲を取り持ったり、行動の決断をしたりするのはかなり厳しいことです。

ですが、歴代当主のアドバイス、ノウェムの献身、アリアとソフィアとの手探りでの交流から、徐々にですが人間関係でも成長しているライエルなら、なんとかなっていきそうに思えてきます。



宝玉の中にいる歴代当主たち

彼らはアーツをライエルに授けてくれるという助けも大きいですが、それ以上に経験の少ないライエルに対人や戦闘についての助言をしてくれるというのが大きいですね。

また肉親の愛情に薄いライエルにとって、うるさいけれど頼れる親代わりの存在としての面が大きいです。

そんな歴代当主たちですが、この巻で初代当主バジル・ウォルトさんがライエルに全てを教え終え、舞台から退場となりました。

周辺蛮族を戦いに勝って併合し、ドラゴンの一種であるランドドラゴンを一騎打ちで倒すという規格外の存在。

そりゃ、周辺領主たちも怖がって近寄りませんわ。尻拭いをしていた2代目当主の苦労も忍ばれますな(笑)

そんな豪快な初代ですが、最後はライエルの力を認め、ライエルの進む道について助言する姿は、流石一族の初代という感じです。

自分の道を決めろ。
前を向いて生きろ。

この言葉は、家族から不遇の扱いを受けて卑屈気味となっているライエルにとっては、今後の指標となったと思います。

歴代当主との別れはライエルにとって寂しさを伴いますが、ライエルの成長にとっては喜ばしい別れなのでしょうね。

今後も魅力的な当主達が順次いなくなってしまうと思うと、読者的にも寂しすぎるのですが。



この巻の目玉はもう一つあります。

それはウォルト家の麒麟児らいえるサンの登場です。

Web版の頃から破壊力が強かったですが、書籍版でも勢い落ちていないどころか増してますね(笑)

話すたびに黒歴史を増していく姿には、何というか背中が震えますね。

私にとってのベストワードは『俺たちの間に、服なんか邪魔だろ』でした(笑)



2人のヒロインのハートを自分に引き寄せたライエル。

今後もヒロイン勢をどんだけ増やしていくのかと戦々恐々としていますが、女性陣の戦いが増えると思えば私自身にとってはご褒美ですので、ますます楽しみですわ。

ライエルのナチュラル口説きと、無自覚と鈍さゆえに女性を肩透かしさせるギャップを次巻以降も楽しんでいこうと思います。

ライエルの女難はまだまだこれからだ(笑)

セブンス 1 (ヒーロー文庫) 感想

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベル(小説)へ
にほんブログ村

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック