セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~ (和泉弐式) (電撃文庫) ネタバレあり感想

セブンサーガ ~七つの大罪 赤き竜は憤怒に燃えて~.jpg

《Amazonからのあらすじ引用》

神が死んだ時代。愛する者を守るために悪魔と契約した男の波瀾万丈の冒険を描く。

「裏切りによる破滅」
「子連れの賞金稼ぎ」
「繰り返される復讐」
「強大で愚昧な王」
「果てしなき国家間戦争」
「美しき聖騎士」
「伝説のドラゴン」
「七つの大罪の謎」
神が死に、絶望が世界を支配する時代。愛する者のため、悪魔と契約した男がいた。世界を旅し、地獄をくぐりぬけ、波瀾万丈の人生を経験する彼は、やがて世界を救うことになる――。これぞ王道! 胸高鳴る、壮大なる冒険ファンタジー!!



巌窟王のような復讐譚が大好きなので本作品を購入しました。

あと娘を連れた主人公も好きなので、背中を押されてしまいました(笑)


以降、ネタバレを含んだ感想を書きます。
未読でネタバレを踏みたくない方は、ここまでで引き返すことをお勧めします






両親を殺され、育った街を滅ぼされた主人公が、裏切った相手に対して復讐を行う物語!

かと思ったら、裏切った相手には、すでに復讐済みだったという流れには驚きましたわ

私、如何に復讐相手に近づき、どうやって復讐していくかを楽しみにしていたんですけど(笑)

復讐が物語のテーマではなく、7つの大罪と、その大罪を狙い世界の裏で蠢く勢力との戦いがメインストーリみたいですね。


復讐譚の方は若干肩透かしでしたが、メインヒロインであり娘でもあるイブが可愛かったから、そっちは狙い通りでしたわ(笑)

イブの可愛さは年相応か若干幼く感じるくらいの可愛さで大満足です。

変に幼女みたいに可愛くしようと、年齢以上に幼くし過ぎて気持ち悪く見えたり、あざとくなりすぎる幼女に比べて、イブはまさに庇護欲をくすぐられる素晴らしい娘キャラですな。

何故か熱く娘キャラについて熱く語ってしまうくらい、可愛いキャラでしたよ(笑)



ただ、イブは無駄にかわいい存在と言う訳ではなく、主人公ラファエルが守るべき存在として、違和感がなく描かれています。

7年前の惨劇で唯一生き残った光であるイブが、ラファエルの生きるための希望となっています。

ラファエルが自分の命をかけ、イブのため、イブを守る騎士となる力を求めることに違和感がないです。

復讐ではなく、誰かを守ることを選んだラファエル

『何かを守ろうとするとき、自らの命を天秤にかけなくてはいけないときがくる』というセリフが象徴的でしたが、天秤にかけたラファエルの命を捨てることなく、イブを守っていってほしいですね。




1巻ということで、話は動いていますが物語への導入、謎の提示が多めになっています。

この巻で私が気になったのは以下の部分ですね。

 ・何故、クルセウスは騎士団を、街を裏切ったのか?
 ・何故、ドレークが襲撃されたのか?
 ・《憤怒》の封印を解くように依頼してきた女の目的はなんなのか?
 ・天使であるアザゼルが、何故封印した大罪の封印をとこうとしているのか?

この謎は、物語の根幹にかかわりそうなので、巻を重ねることで明らかになっていくんでしょうね。

主人公の名前が「ラファエル」、復讐の相手ともう一人のヒロインの姓が「ガブリエル」

主要キャラの名前に7大天使の名前を使っていることにも、意味がありそうで楽しみです。


封印が解放された大罪はまだ1つ。

次巻以降、各国を回って封印を解いていく流れなのでしょうか?

ラファエルとイブが幸せになれる結末を楽しみにして、次巻以降も購入していこうと思います。


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